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最終更新日 2024年1月16日

情報発信元 越前市

令和3年 越前市この一年

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【通年】新型コロナウイルス感染症拡大 ~ワクチン接種進む~

1ワクチン

新型コロナウイルス感染症は、5月ごろからデルタ株の急激な広がりで、8月20日に全国で1日当たり過去最多の2万5876人、本県でも8月25日に過去最多の56人の感染者が発表されました。本市でも8月に入りこれまで経験したことがない勢いで急拡大し、令和2年3月から令和3年7月末までの累計105人に対し、8月1カ月で178人の感染が報告されました。

このような中、新型コロナウイルスワクチン接種については、2月下旬に開始された医療従事者の接種を皮切りに、4月12日から高齢者施設の入所者、5月中旬から一般高齢者、6月下旬から基礎疾患を有する人および60歳から64歳の人へと順に接種を進めました。12月24日には、対象となる12歳以上の市民の接種率は87パーセントを超えました。また12月からは3回目の接種を開始しています。

12月に入り、新たな変異株「オミクロン株」の感染者が国内でも確認され、第6波への警戒感が高まっています。

【4月】越前市役所・庁舎前ひろば完成〜新たなにぎわいの拠点に〜

2庁舎前

市役所新庁舎は、庁舎前ひろばが3月末に完成し、4月1日にグランドオープンを迎え、18日に記念式典を行いました。 完成した庁舎前ひろばは、令和元年11月に新庁舎が竣工した後、引き続き旧庁舎の解体を進め、約600平方メートルの大屋根のほか、イベントや災害時の一時的な避難場所として利用可能な約4200平方メートルのひろばと駐車場、出土した石垣等を活用した「歴史を偲ぶ空間」などの整備を行い、新庁舎に係る全ての事業が完了しました。

また、庁舎前道路を一体的に整備したことで、音楽・映画イベントやキッチンカーによる飲食イベント、クラフトマーケットなどが開催され、中心市街地の新たなにぎわい創出の拠点となっています。今後も、福祉や防災の機能向上はもとより、年間を通した利活用により多くの市民に愛され、交流・憩いの場となるよう努めてまいります

【4月】新ごみ処理施設が本格稼働〜美しいまちを目指して〜

3清掃センター

南越清掃組合の新ごみ処理施設「エコクリーンセンター南越」が、4月1日から南越前町上野区で本格稼働しました。本施設では、1日にごみ搬入車およそ100台分に当たる84トンのごみを処理することができます。ごみの焼却に伴う排ガスは、最新の技術により有害物質を取り除き、きれいになった排ガスを大気中へ放出しています。また、ごみを燃やした熱を利用して、発電を行うことにより、循環型社会の推進に貢献する施設で、自由に施設見学ができます。

ごみの出し方については、汚れが付着し洗浄が困難なプラスチック容器包装等が、燃やせないごみから燃やせるごみに変更となりました。この施設とともにさらに美しいまちを目指し、正しいごみの分別やリサイクルを推進してまいります。

【4月】紫ゆかりの館オープン〜紫式部に会えるまち〜

4紫ゆかり

北陸新幹線開業に向け、紫式部公園休憩所「藤波亭」を改修し、4月23日に「紫ゆかりの館」が観光の振興を図る施設としてオープンしました。紫式部が生涯で唯一都を離れて暮らした地である越前国府。国府が置かれた本市の歴史や紫式部と本市との関わりを発信しています。

また、紫ゆかりの館の隣にある紫式部公園では、庭園の池のほとりに再現された寝殿造の「釣つり殿どの」や池を渡る朱塗りの「反そり橋ばし」「平ひら橋ばし」、寝殿造を模して造られた「四季花壇」をリニューアルしました。「四季花壇」に設置した看板のQRコードを読み込むと、源氏物語全54帖のあらすじを読むことができます。平安時代の寝殿造を再現した紫式部公園を散策することにより、源氏物語の魅力をより深く感じることができます。

【5月】新駅名は「越前たけふ」〜駅舎と道の駅の整備進む〜

5駅

令和6年春に開業予定の北陸新幹線新駅の駅名は、5月13日に「越前たけふ」に決定しました。広域的な地域の名称で知名度の高い「越前」と、所在地を示し地域に根ざした地名「武生」を平仮名の「たけふ」にして組み合わされています。本駅の発車メロディーの候補案を、本市のふるさと大使であり、2001武生国際音楽祭から音楽監督を務めている細川俊夫氏に制作していただきました。また、駅舎のコンコース中央の天井と待合室に越前和紙を、コンコースの柱には越前指物の組子や越前打刃物調のパネルを使用するなど、市の魅力をPRしてまいります。

なお、隣接する道の駅は、4月9日、建設工事に着手しました。道の駅の名称も「越前たけふ」とし、令和5年3月のオープンに向け整備を進めています。

【6月】コウノトリ大空に羽ばたく〜昨年もひな巣立つ〜

6コウノトリ

白山地区安養寺町の人工巣塔では、令和2年に誕生した4羽に続き、6月8日に2年連続コウノトリのひなが巣立ちました。また、坂口地区下中津原町でも初めて3羽のひなが誕生し、7月13日、14日に巣立ちが確認されました。本市では令和2年の初巣立ちから通算8羽のコウノトリが巣立っています。

下中津原町から巣立ったひなの親鳥は、昭和45年に本市に飛来したくちばしの折れたコウノトリ「武生」(コウちゃん)のひ孫です。今回巣立ったひなは、玄やしゃご孫にあたります。

市では、コウノトリをシンボルに、環境にやさしい農業や里地里山の保全再生を進めており、地域とともに取り組んできたことが大きな実を結びました。

【7月】東京2020オリンピック 日本人初、本市初の金メダリスト誕生 〜フェンシング男子エペ団体〜

7見延選手

7五輪

7月23日から8月8日に開催された東京2020オリンピックに、本市出身の3選手が出場し、大活躍しました。見延和靖選手が リーダーとしてけん引してきたフェンシング男子エペ団体は、この競技で日本人初の金メダルを獲得しました。佐藤希望選手は、フェンシング女子エペで、ロンドン、リオデジャネイロに続く3大会連続のオリンピック出場であり、県勢として初の偉業達成です。村上めぐみ選手は、ビーチバレーボールで、世界で戦う技と精度を磨くため人一倍努力してこられました。

3選手の活躍をたたえ、見延選手に市民栄誉大賞、佐藤選手に市民栄誉賞、村上選手に市民スポーツ文化大賞を授与しました。

【8月】吉野瀬川ダム本体工事着工〜安全安心な暮らしのために〜

8ダム

県が整備を進めている吉野瀬川ダム本体建設工事の起工式が、8月1日に行われました。建設事業採択から約30年の歳月を経て、ようやくダム本体着工の願いが叶いました。吉野瀬川河川改修事業は家久町地係で放水路完成後も継続して実施されており、治水対策が着実に進捗しています。

市では5月に市洪水ハザードマップを改訂し、市内全世帯に配布しました。1000年に一度の大雨を想定し、河川の氾濫による浸水区域、浸水の状況が実感できるバーチャルリアリティ映像を新たに取り入れました。また外国人市民もわかるよう、ポルトガル語、ベトナム語、中国語、英語の4カ国語版も作成しました。

災害時に市民が安心して避難できるよう、学校体育館などの広域避難場所に簡易テント、折りたたみ避難ベッド、大型サーキュレーターを新たに配備し、感染防止対策や避難場所の環境改善を図りました。

【10月】たけふ菊人形70周年〜武生中央公園の整備進む〜

9菊人形

たけふ菊人形は令和3年で70周年を迎えました。「時を超え 花ひらく冒険記」を菊人形の展示テーマに、新型コロナウイルス感染症対策を実施しながら10月8日から11月7日まで開催し、約16万人が来場しました。

また、第70回記念に向けて老朽化した菊人形館を「まさかりどんの館」としてリニューアルし、大型遊具もアストロファイターを「コウノトリと大空散歩」にリニューアルしました。

昭和53年に建設され、市民に長年愛されてきた大観覧車が11月28日をもって運転終了しました。今後、観覧車跡地には、新たなシンボル遊具を整備していきます。

武生中央公園温水プールは、令和4年3月の供用開始に向け整備が進んでいます。

【11月】越前市の新時代へ〜山田市長初登庁〜

10市長

11月8日に市民や市職員らに拍手で迎えられる中、山田市長が初登庁し、新市長としての新しいスタートを切りました。

山田市長は、「歴史ある越前市政を任されることについて、大変重い責任と使命を感じている。これからの4年間、市民の皆さまの期待にお応えできるようしっかりと取り組んでいきたい。越前市は歴史、食や自然、産業などすばらしい宝に恵まれている。その宝を磨き上げ、市民が誇れるまちづくりをするために、市民の皆さまと対話しながら、越前市の新時代を切り開いていきたい。」と抱負を語りました。

 

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