最終更新日 2024年1月15日
平成27年 越前市10大ニュース
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市制施行10周年「環境・文化 創造都市」を宣言(通年)
市制施行10周年を迎え、記念事業として、5月に福井ミラクルエレファンツ対広島東洋カープ(ファーム)戦、7月には蔵の辻ムーンライトカフェ、9月にはサウルコス福井対アルティスタ東御戦などを行いました。
10月10日には「子どもたちの未来に輝く『ふるさとえちぜん』」をテーマに記念式典を開催し、市政功労者等の表彰のほか、9月市議会で議決された「環境・文化 創造都市宣言」を発表し、市民が誇りを持てるまちを築いていくことを宣言しました。
10月17・18日には食・健康・スポーツを柱に、「まるごと越前フェスティバろっさ」を丹南総合公園で開催し、1万5千人の来場者で賑うなど、1年を通して記念事業を展開しました。
工芸の里構想が本格始動 伝統工芸に新たな動き(通年)
越前和紙、越前打刃物、越前箪笥など伝統産業の振興と産業観光による地域活性化を図るため、3月に市工芸の里構想を策定しました。
越前和紙では、ユネスコの無形文化遺産認定に向け、中世から知られる「越前鳥の子紙」の製作技術を確実に次世代に伝えるための技術保存会が3月に設立されました。
越前打刃物では、40年振りとなる独立工房が7月に竣工するなど、若手職人の独立が続いています。
越前箪笥では、越前指物組合の若手職人らが指物技術の継承と向上を図るため、奈良県の法隆寺が所蔵し、台座に「越前」の文字が墨書きされている国宝「橘夫人厨子」の複製製作を始めました。
県内第一位の製造品出荷額がさらに増大(通年)
中小・小規模事業者への施策の強化や企業立地支援制度の拡充、人材の確保等をポイントとした市産業活性化プランの改定を10月に行いました。
市が平成21・22年度に整備した池ノ上工業団地では、アイシン・エィ・ダブリュ工業 株式会社の新工場が3月に竣工しました。株式会社 福井村田製作所の工場増設も9月に竣工し、信越化学工業 株式会社の新工場は10月に起工式を行いました。
10月に発表された平成26年の本市の製造品出荷額は4,718億円で、前年を417億円上回り、本県の25パーセント余りを占めています。
また、工業団地を結ぶ丹南広域農道へ戸谷片屋線を延伸する市道第3,622号線が10月に開通し、利便性がさらに向上しました。
学校施設の耐震化率100パーセントを達成(通年)
耐震診断の結果が悪かった市内小中学校の19校44棟の耐震化を行うため、平成20年度に策定した市学校施設耐震化推進計画に基づき、8年間をかけて実施した耐震補強等工事が10月末に完了し、学校施設の耐震化率が100パーセントを達成しました。
また、平成26年度から始めた市文化センターの耐震補強等工事も順調に進み、5月から管理棟と小ホールの、9月からは大ホールの使用を再開しました。
耐震補強に加え、照明や舞台の改修、幅広の客席シートへの入替え、車椅子スペースの増設、トイレの改修なども実施したほか、大ホール2階ホワイエには市伝統工芸品等を展示し、本市のものづくり文化の素晴らしさを表現する空間を設けました。
福祉の計画策定と環境整備の促進(3月)
子ども・子育て支援新制度の実施に向け、市子ども・子育て支援事業計画を3月に策定しました。
これを受け、かこさとしふるさと絵本館「石石」内に子育てひろばを開設し、専門家による子育て相談や絵本館の特色を生かした子育て講座を行っています。
高齢者福祉では、第6期市高齢者福祉保健計画・介護保険事業計画を3月に策定し、10月には市介護予防・生活支援サービス協議体を設置しました。12月にはさわやか福祉財団と協定を結び、高齢者が住み慣れた地域で暮らせるまちづくりを推進しています。
障がい者福祉では、市障がい者計画・障がい福祉計画(第4期)を3月に策定し、障がい者の地域生活への移行、一般就労への移行等を図っています。
体育館改築工事の起工式 福井国体の準備進む(8月)
「福井しあわせ元気国体・福井しあわせ元気大会」が市内の各種団体及び市民との協働により円滑に開催されるよう、県内市町に先立ち、5月に市実行委員会を設立しました。
フェンシング競技の国体会場となる武生中央公園体育館については、平成29年8月の完成を目指し、改築工事の起工式を8月19日に行いました。
また、5月に日本サッカー協会との間で、JFAこころのプロジェクト「夢の教室」をはじめ、「越前市民みんなが元気に生涯スポーツのまちづくり」に関連する事業の推進を新たに明記した協定を締結しました。
11月のフェンシング男子エペワールドカップでは、本市出身の見延和靖選手が個人戦で優勝し、日本人初の歴史的快挙を成し遂げました。
コウノトリ放鳥 野外定着を目指す環境づくりが本格化(10月)
2月から4月にかけて白山地区にコウノトリが飛来し、平成22年4月の「えっちゃん」以来、6年連続の飛来となりました。
また、昨年6月に県内で50年振りに誕生した3羽のヒナのうち、兵庫県豊岡市のコウノトリの郷公園で自然界に適応するための訓練を受けた「げんきくん」と「ゆめちゃん」の放鳥が10月3日に行われました。
放鳥式典に続いて開催した「2015コウノトリが舞う里づくり大作戦」では、平成23年12月から白山地区で実施されているコウノトリの飼育・繁殖事業が新たな段階を迎えたことから、コウノトリの定着と地域活性化に関する講演会及び座談会を行い、コウノトリが舞う里づくり事業の今後の方向性を確認しました。
新庁舎建設基本構想・基本計画を策定(10月)
本庁舎及び今立総合支所建設市民検討委員会から、本庁舎のコンセプトを「人をつなぎ歴史をつむぐ 賑わい・交流の場」、今立総合支所と周辺の公共施設エリアのコンセプトを「人が集まる公園のような憩いの場」とする報告書の提出を受け、10月に本庁舎・今立総合支所建設基本構想・基本計画を策定しました。
平成28年1月から基本設計に着手し、同年12月までに今立総合支所の、平成29年3月までには本庁舎の実施設計を策定します。
また、本庁舎の建設や武生中央公園の再整備等を絶好の契機と捉え、中心市街地活性化の促進を図るため、市と武生商工会議所等が発起人となり、4月にまちづくり武生株式会社を設立しました。
「女性が輝くモノづくりのまち」 総合戦略を策定(11月)
人口減少への取組みとして、人口の将来展望を示す市人口ビジョンと今後5カ年の目標や施策を示す市総合戦略を11月に策定しました。
総合戦略では、働く人の確保と市内居住を促進する施策や、安心して出産や子育てができる環境を整え、女性の社会進出を後押しする施策に力点を置き、「女性が輝くモノづくりのまち 子育て・教育環境日本一」をタイトルに掲げました。
これに併せ、金融、マスコミ等と包括的地域連携協定を締結し、目標に向け実効性の高い施策を展開しました。
また、1・J・Uターンした若手職員らが実体験に基づく自由な意見を本市の定住化促進事業に反映させるため、市機構とは別にIJU課を設置し取組みを進めました。
北陸新幹線南越駅周辺整備基本計画を策定(12月)
北陸新幹線は、3月14日に長野・金沢間が開業し、金沢・敦賀間の開業時期も平成37年度末から3年前倒しすることが1月に決定しました。
また、駅周辺整備のコンセプトや駅周辺施設が備えるべき機能を議論した北陸新幹線南越駅周辺整備基本計画策定委員会から、道の駅としての施設整備や駅周辺整備の配置計画、土地利用計画等についてまとめた報告書の提出を受け、12月に北陸新幹線南越駅周辺整備基本計画を策定しました。
「伝統・文化を未来につなぐ癒しと交流の空間」をコンセプトに、南越駅(仮称)へのアクセス道路や道の駅としての施設の整備、二次交通などを取りまとめた基本計画を受け、来年から基本設計の策定に取り組みます。
越前市出身『天皇の料理番 秋山徳蔵』がフィーバー(通年)
半世紀にわたり大正・昭和天皇の専属料理人を務め、日本における西洋料理の発展に大きく貢献した本市出身の秋山徳蔵氏の業績を紹介するため、没後40周年を記念し、昨年10月に武生公会堂記念館で企画展「天皇の料理番 秋山徳蔵」を開催しました。
今年は、「天皇の料理番」がテレビドラマ化され注目が集まるのに併せ、図書館で写真資料や関連本を展示し、生涯学習センターではパネル展示を行いました。
市内の料亭では、昭和天皇が食された料理を再現し提供するとともに、市内のバーでは、秋山徳蔵氏が発行した日本初のカクテル解説書を参考に作製した復刻カクテルを提供しました。
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