最終更新日 2024年3月31日
平成29年 越前市10大ニュース
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かこさとし氏監修「武生中央公園」リニューアルオープン
本市出身で日本を代表する絵本作家かこさとし氏監修の武生中央公園「だるまちゃん広場」が平成29年8月11日にオープンしました。
「からすのパンやさんのかざぐるま塔」などの大型遊具が設置され、同氏の絵本の世界を映し出す空間として連日多くの市民で賑わっています。
平成29年9月10日には多目的施設「かみなりちゃんのおうち」と飲食施設「はぐもぐ」が入居する複合施設もオープンしました。
平成29年10月5日から平成29年11月5日まで開催された2017たけふ菊人形は、会場入場料を無料にしたことに加え、「だるまちゃん広場」の完成と週末のグルメイベントの開催、菊人形館の面積を従来の約2倍に拡大したことなどから、来場者は約16万人と大幅に増加しました。
「武生中央公園総合体育館」完成、福井国体の準備進む
来年の「福井しあわせ元気国体・福井しあわせ元気大会」で、フェンシングの会場となる武生中央公園総合体育館の完成式典を平成29年8月11日に挙行し、愛称を「越前市AW-Iスポーツアリーナ」と発表しました。
総合体育館の完成記念イベントとして、平成29年8月に紫式部杯第70回全国競技かるた福井大会、フェンシング・エペ種目ナショナルチーム合宿、平成29年9月には日本女子フットサルリーグとデフフットサルエキシビションマッチ、平成29年10月にはバスケットボール女子日本リーグ、平成29年12月には大阪桐蔭高等学校吹奏楽部演奏会を開催しました。
なお、「福井しあわせ元気国体」のプレ大会として、平成29年7月に武生中央公園庭球場で「男子第62回・女子第61回全日本実業団ソフトテニス選手権大会」、平成29年9月には武生東運動公園ソフトボール場で「第69回全日本総合女子ソフトボール選手権大会」、平成29年12月には総合体育館で「第70回全日本フェンシング選手権大会団体戦」が開催されました。
複合施設(今立総合支所)と本庁舎の建設工事始まる
今立総合支所が入居する複合施設の起工式を平成29年4月17日に行いました。
同施設は、災害発生時に現地対策本部となる会議室や250人が収容できる多目的ホールなどを備えた庁舎として、平成30年8月末の完成を目指しています。
同施設の愛称を募集したところ、全国から553件の応募があり、平成29年11月16日に南越中学校の全校生徒による投票を実施し、「あいぱーく今立」に決定しました。
また、本庁舎については平成29年8月22日に起工式を行いました。
四方正面の考えのもと、日常の賑わいを生み出すひろばや市街地の眺望が楽しめる展望ラウンジなどの市民利用機能を備えた庁舎として、平成31年10月末の完成を目指しています。
南越駅(仮称)駅舎デザインの提案、駅整備が具体化
平成35年春に開業予定の北陸新幹線南越駅(仮称)の駅舎デザインについて、平成29年11月9日に鉄道・運輸機構から、コウノトリをモチーフとした「コウノトリが飛翔する未来への道標となる駅」、丹南地域の伝統的町屋をモチーフとした「丹南地域の歴史、伝統、文化が漂う駅」、緻密で繊細な伝統工芸の技術性を感じられるデザインとして「伝統工芸の精巧な技術と地域のぬくもりが感じられる駅」の3案の提案を受け、市民の意見を踏まえた推薦案を来年2月末に鉄道・運輸機構に回答する予定です。
同駅の開業に向けては、3月23日に市観光振興プランを改定するとともに、3月31日には市都市計画マスタープランの改定および市立地適正化計画の策定を行い、広域交流および連携拠点としてふさわしい広域高次都市機能の誘導を図ることを位置付けました。
合併後初の人口増加、総合戦略の効果表る
地方創生に向け、平成27年11月に策定した市総合戦略に基づき、人口減少対策・定住化促進対策の取組みを進めた結果、本市の人口は平成29年1月1日から平成29年12月1日までに151人増え、平成17年10月の合併後初めて増加しました。
人口が増加した自治体は県内で2市のみで、市内企業の雇用増大を受け、住宅支援施策を充実し、「おうちナビ」による空き物件の情報発信等を実施するなど、市内企業との連携を強化した効果が表れたものと分析しています。
「モノづくり都市 越前市」の飛躍
平成29年10月16日に県が公表した平成28年経済センサスで、本市の平成27年製造品出荷額等が5,627億633万円となり、平成26年と比べて18.8パーセント増加し、県内に占める割合も25.0パーセントから27.6パーセントに増大しました。
本年も、9月1日にアシックスアパレル工業株式会社の新工場が竣工するとともに、11月6日には株式会社福井村田製作所の新生産棟が竣工しました。
また、伝統産業においても和紙文化の発信拠点、産業観光の起点と位置付けた紙の文化博物館が平成29年4月8日にリニューアルオープンし、2階展示室の乾燥期間を経て平成29年9月30日には全館フルオープンするとともに、「越前鳥の子紙」が平成29年10月2日に国の重要無形文化財に正式指定されました。
越前打刃物においては、歴史に育まれた技術を保存・伝承するため、平成30年9月のオープンを目指し、平成29年8月29日に打刃物拠点施設の起工式を行いました。
活力ある中心市街地へ、まちなかの賑わい拡大
本庁舎の建設工事着手や武生中央公園「だるまちゃん広場」のオープンなど、第3期市中心市街地活性化基本計画に基づき、まちの顔づくりを進めるとともに、平成30年の絵本画家いわさきちひろさんの生誕100年に向け、平成29年4月29日に「ちひろの生まれた家」記念館をリニューアルし、平成29年9月15日には絵本カフェを設置するなど、賑わいの創出を図りました。
また、平成29年7月26日には県内で初めて、金融機関も参画して中心市街地活性化支援の連携協定を締結しました。
一方、平成29年2月28日に蓬莱町で火災が発生し、建物11棟が被害を受け、焼損床面積の合計が1,437平方メートルに上り、昭和45年に南越消防組合が発足してから最悪の火災となりました。
そこで、防火地域・準防火地域における火災時等の出動体制を見直すとともに、平成29年4月23日に蓬莱町火災復興チャリティーイベントを開催して義援金を贈呈するなど、復興支援に取り組みました。
野外のコウノトリが福井県内で51年ぶりに産卵
市民との協働によりコウノトリが舞う里づくりを推進した結果、平成22年から8年連続でコウノトリが飛来する中、平成29年2月から3月にかけて「みほとくん」と「ゆきちゃん」のペアに、野生コウノトリとしては県内で51年ぶりとなる産卵がありました。
平成23年12月から始まった福井県と兵庫県によるコウノトリの飼育・繁殖の取組みにより、平成27年と28年に白山・坂口地区で計4羽のコウノトリが放鳥され、3年連続となる本年も、5月に誕生したコウノトリ「かけるくん」と「ほまれくん」の2羽が10月8日に安養寺町で放鳥されました。
都市基盤の整備進む、治水対策と交通網が充実
一級河川吉野瀬川放水路および一般県道福井鯖江線・石田家久停車場線が完成し、平成29年11月12日に通水式と開通式を挙行しました。
吉野瀬川は全川を通じて川幅が狭く、降雨時における水位の上昇が著しいため、これまでも数々の被害が発生しており、県が昭和57年から整備を進めていました。
また、両県道の完成により、国道8号と市街地が円滑に結ばれることになりました。
奈良市長再選 4期目がスタート
越前市長選挙が平成29年10月22日に執行され、無所属で現職の奈良俊幸氏が4選を果たしました。
奈良市長は、「北陸新幹線南越駅(仮称)の周辺整備として広域高次都市機能の誘導、第3期市中心市街地活性化基本計画の推進、市工芸の里構想の推進などに取り組んでいきたい」と4期目の抱負を語りました。
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