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最終更新日 2024年1月15日

情報発信元 越前市

平成19年 越前市10大ニュース

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市最初の総合計画がスタート(4月)

今後10年間の市政運営の羅針盤となる新市最初の「越前市総合計画」を3月に策定しました。本計画では、「自立」と「協働」の基本理念のもと、「まちづくりの5本柱」に掲げる諸施策を推進し、重点目標の「定住化の促進」を図っていくこととしています。4月より、将来像の「元気な自立都市 越前」の創造に向けて、市民と協働による新たなまちづくりがスタートしました。

また、「男女共同参画プラン」や「国民保護計画」、「環境基本計画」、「観光振興プラン」等も策定し、各分野における計画もスタートしました。

北日野幼稚園・保育園の合同活動がスタート(4月)

小学校での「モノづくり出前講座」の様子

少子化や保育ニーズの多様化が進む中で、幼稚園・保育園のそれぞれの機能や特性を生かした幼児教育・保育を行うため、4月から北日野地区において幼保合同活動を開始しました。
この活動は、同じ施設で幼稚園児も保育園児も共通のカリキュラムで、就学前の教育・保育を一体的に提供する新たな取組みです。園内には、活気あふれる元気な子どもたちの声が響いています。

安全安心なまちづくりに向け、一歩一歩前進

スポーツ公園駅オープン記念式典

水害を想定した洪水ハザードマップの作成・配布(4月)、情報伝達の機能強化として全国瞬時警報
システムの整備(4月)、「平成18年7月豪雨」の教訓を踏まえた市防災訓練の実施(6月)、災害時
の応急対策業務を円滑に進めるための企業や関係団体との災害協定の締結(4月・6月・9月)など、
安全で安心なまちづくりに向け防災体制の充実・強化に努めました。
また、治水機能をもつ吉野瀬川ダムの建設関連工事で、主要地方道武生米ノ線の笠倉トンネルが
11月に貫通しました。平成21年春には広瀬町から小野町間の暫定供用開始を予定しています。

食育の取組み 本格的にスタート

府中大橋の開通式の様子

越前市は、平成17年度に食育推進計画を策定、平成18年度に実践プログラムを作成し、食育を推進しています。市の食育推進事業3年目にあたる平成19年度は、市民への食育に対する理解と関心を向上するため、6月にサンドーム福井で開催された第2回食育推進全国大会(内閣府・福井県主催)に参加し、10月には営農センターで第1回越前市食育フェアを開催しました。
多くの市民が来場し、食育体験、試食などをとおして、健康な食生活とそれを支える農業の大切さを考えることができた大会となりました。

全国献血運動推進大会で皇太子さまが本市を訪問(7月)

市民と議会との語る会の様子

皇太子さまは、7月4日にサンドーム福井で開催された第43回献血運動推進全国大会へのご臨席にあわせ、本市を行啓されました。昼食会場の武生商工会議所では、市長や議長も同席し、白山すいかや市内で生産した野菜などを食材とした昼食を召しあがり、和やかに懇談されました。2日間にわたり、大勢の市民が歓迎しました。

子どもたちの教育環境整備を推進

11月にオープンした「セルプショップえちぜん」

平成18年から建設が進められていた「北新庄小学校」の新校舎が7月に完成し、2学期から子どもたちが新しい校舎で勉学に励んでいます。多様な学習形態に対応するために、教室と廊下の仕切りを持たないオープンスクールとするとともに、段差の解消やエレベーターなどユニバーサルデザインに努めました。また、20年末の完成を目指し、10月には「南中山小学校」の校舎改築にも着工しました。
また、学校施設の耐震化の必要性から、有識者等による耐震化推進検討委員会を設置し、この委員会での方向性をもとに、今後10年間の「学校施設耐震化推進計画」を11月に策定いたしました。

環境保全活動で2つの大臣賞を受賞

豊かな自然や身近な環境を守るため、市民や各団体による環境保全活動が積極的に展開されています。これらの地道な活動に対し、2つの大臣賞が授与されました。
武生めだか連絡会と越前市は、市民と行政の協働により浄化センターを水環境学習の場として活用する継続した取組みが評価され、国土交通大臣賞「いきいき下水道賞」を9月に受賞しました。
また、「水辺と生き物を守る農家と市民の会」は、市西部地区を中心としたアベサンショウウオなどの希少野生動物の保護と里地里山の保全に対する取組みが評価され、農林水産大臣賞の受賞が決定しました。さらに、本年は、両生類自然史フォーラムやアベサンショウウオネットワーク会議が本市で開催されました。

こしの都千五百年プロジェクト事業の展開

前倒しで進む学校施設の耐震化

官民一体となった「こしの都千五百年プロジェクト実行委員会」を中心に、市民と行政の協働で、市内各地で継体大王即位千五百年を記念する事業が展開されました。
このプロジェクトのメインイベントである「こしの都千五百年大祭」は、10月5日から7日に盛大に開催され、市内はもとより県内外より多くの観客で賑わいました。
この事業を契機として、引き続き伝統産業の振興に努めるとともに、次代を担う若者たちへ越前市の歴史的遺産を継承していきます。

工業製造品出荷額の大幅な伸び・県下トップを維持 (10月)

コウノトリ「えっちゃん」

秋に発表された県の工業統計調査の速報値によれば、平成18年の製造品出荷額等が県下トップの4,800億円に達し、対前年比18.5パーセントの大幅な増加となりました。また、昨年1月に創設した市の新たな企業支援策等により600人を超える新規雇用も生まれました。
これらは、各企業の精力的な取組みと合わせて、「元気な産業づくり」を市の最重要課題と位置づけ、産業の振興に全力で取組んできたことが実を結んだものです。

中心市街地活性化基本計画を国が認定 (11月)

捕獲檻の設置

「越前市中心市街地活性化基本計画」が11月に国に認定され、12月18日に内閣総理大臣から認定書が授与されました。この計画は、コンパクトなまちづくりを目指して、中心市街地の活性化に取り組むもので、5つの基本方針、2つの目標が掲げられています。なお、越前市は、全国で19番目に国に認定されました。

これらの取組みとして、タウンマネージャーを中心に活性化に向けた事業を企画・運営するまちづくりセンターが8月に、また観光と伝統産業の情報発信拠点として 「越前市観光・匠の技 案内所」が12月に、それぞれJR武生駅前のセンチュリープラザ内の1階にオープンしました。

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