食育・地産地消

最終更新日 2023年11月27日

情報発信元 農政課

越前市の食育と地産地消

PAGE-ID:6989

からだとこころを育む潤いのある食を実現するために

飽食の時代にありながら慌ただしい日々を送る私たちは、手間のかからない、簡単に済ますことのできる食に目を向けがちであり、食が持つ本当の「豊かさ」や「大切さ」から遠ざかってしまう傾向にあります。

しかし、本来、食の営みは私たちの健全な心と身体を育て、健康で文化的な生活を営む上でなくてはならないものです。また、人が自然に働きかけ、自然の恵みを受けて成り立つ農の営みは、私たちの食や暮らしに結びついたかけがえのないものです。

越前市では「越前市食と農の創造ビジョン」に基づき、市民団体や農業者、事業者、教育機関を含めた行政が連携し、農業をはじめ健康、教育など様々な視点での取組みを進めています。

給食食材
ine

食育の推進

【 基本的な施策 】

  1. 保育園、幼稚園、学校における食育の推進
  2. 家庭における食育の推進と市民との連携及び啓発
  3. 地元の農産物を使った食育の推進
  4. 体験を通した食育の推進 
子ども
食育フェア「キッズ・キッチン」

【 主な事業内容 】

  • 小中学校における農業体験事業
  • 地区における食育推進事業
  • キッズ・キッチン開催事業
  • 生活習慣病の予防・日本型食生活の普及事業
  • 食育フェア開催事業
  • 生産者と消費者との交流支援事業
越前市産特別栽培米を学校給食導入
越前市産特別栽培米を学校給食導入

地産地消の推進

【 基本的な施策 】

  1. 「和」「旬」「地」を実感する食生活実践の啓発
  2. 販売ルートの拡充
  3. 農産物の安全性の確保
  4. 地場産農産物の利用促進
おばちゃん
恒本さん

【 主な事業内容

  • 学校給食の地産地消推進事業
  • 地場産農産物地元販売促進事業
  • トレーサビリティ確立事業
  • 「地産地消推進の店」普及事業 

平成29年度越前市の主な食育推進事業

平成29年度においても様々な事業、取組みを実施しました。その一部をご紹介します。

消費者サポーター研修会の実施

  • 消費者サポーター36名が ”消費者市民社会の実現に向けた取組みの一環として「地産地消」を ” をテーマに、市の特産品である大玉トマト 『 紅しきぶ 』 の生産について学習し、JA越前たけふの選果場を見学しました。
zagaku
senka

キッズ・キッチンの開催

  • 子どもたちに五感を養い、食への関心を高めてもらうため、市内の各認定こども園、保育園、幼稚園に通う年長組の幼児を対象に「キッズキッチン」を開催しました。魚(さんま)を下ろして蒲焼丼にしたり、けんちん汁やホウレンソウの胡麻和えなどの基本的なメニューに加え、りんごのおやきを作りました。
kizzu1
kizzu2

越前市健康食ランチバイキングの開催

  • 本年は、テーマを健幸食で元気いっぱい!ひと手間かけて野菜マジックとして開催しました。参加者は、旬の地場産野菜等を使った簡単に作れるレシピの中から、自分にあった食事バランスや減塩について学習することができました。

baikingu

越前市まるごと食の感謝祭の開催

  • 市の「食と農の祭典」として、旬の農産物や地場産品を使用した加工品の販売、ジビエ料理や郷土料理などをふるまい、来場者に様々な地元の食についてPRすることができました。併せて、食育の推進に取り組んでいる市民団体・関係機関が日頃の食育活動について発表し、食に関する情報提供もできました。両日合わせて約2万5千人の来場者がありました。
marugoto1
tenji

ごはん塾の実施

  • 市内の5歳児らに、地元「コウノトリ呼び戻す農法米」を使って洗米から計量、また薪割りからかまど炊きまで体験してもらい、最後に、特産品を使った料理や郷土料理といっしょに炊きたてのごはんをいただきました。炊きあがるまでの間、親子で食の大切さをテーマにした紙芝居の実演などを観てもらいました。
gohan3
gohan1
gohann2
gohann4

地場産品(福井県産)を100パーセント使用した学校給食の提供

  • 地場産品を100パーセント使用した献立を作成し、市内の小学校を対象に学校給食として提供しました。
kikurinn2
menyu

越前市産食用菊を使用した「きくりんゼリー」の活用

  • 市内栄養教諭及び食育アドバイザーが中心となって考案した、地元の食用菊を使用した菊ゼリーを献立に含めましました。パッケージには、たけふ菊人形マスコットキャラクター「きくりん」が使用されています。

学校給食における市の特産品や旬の食材の積極的利用

  • 学校給食に、トマトやキュウリなど市の特産品をはじめ旬の野菜を積極的に活用し、「給食だより」等で、地元の食材や旬の食材を紹介しています。
  • 越前市の誕生月である10月には、越前市産の生食用菊を菊花汁にして「ふるさと給食・越前記念ランチ」として小中学校で提供しています。

故郷(ふるさと)の偉人に学ぶ食育について指導

  • 石塚左玄(福井県出身で食育の祖といわれている)に学ぶ食育教材「ふくいこども食育チャレンジ」を活用した食に関する内容を学び、正しい知識と望ましい食習慣を身につけることができるよう家庭や地域と連携した食育の推進を年間計画に基づき実施しています。

県産米「いちほまれ」を学校給食で提供

  • 新ブランド米「いちほまれ」を味わい、学習することで愛着を深めるとともに、食文化への理解や関心を深めました。

各地区公民館における食育活動の実施

  • 各地区では、あらゆる世代の住民を対象に、身体にやさしい食事やおやつ作り、親子で参加の食育体験、男の料理教室、伝承料理を学ぶ講習会など、食に親しむ様々な機会を設けており、 その地域の農畜産物を利用したり、地区内の方に直接料理を教わるなど、参加者は地域性に富んだ食を学ぶことができました。
kunitaka1
kunitaka

 

kunitaka
okamoto

各地区の取組内容はこちらです 各地区の取組み

  • X(旧Twitter)
  • Facebook
  • Line
  • Youtube

印刷

情報発信元 環境農林部 農政課

受付時間
月曜から金曜の午前8時30分から午後5時15分まで(祝日を除く)