最終更新日 2023年11月27日
特定外来生物オオフサモについて
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特定外来生物オオフサモについて
- 特定外来生物とは
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律 (以下外来生物法)の特定外来生物に指定されている海外起源の生物のことです。生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から指定され、飼育、栽培、運搬、販売などが禁止されています。
- オオフサモとは
南アメリカ原産で、日本には本来生息していない植物ですが、観賞魚用の水草として流通等、何らかの要因で逸脱したものが定着したと考えられます。また、日本で確認されているオオフサモは雌株のみで、種はつけませんが、地下茎を伸ばし分布を広げてしまいます。オオフサモは特定外来生物に指定されています。
- どういった影響があるの?
オオフサモは、水路の流れを妨げ大雨が降ったときに、水路から水があふれ農業被害の発生や、旺盛に繁茂することから在来生物(もともといた生き物)と競合・駆逐するおそれがあります。
- 防除するためには
オオフサモは地下茎を伸ばし分布を広げることから、地上部だけでなく根まで引き抜く必要があります。引き抜きには重機を使用したり、出来ない場合は人力で行います。 - 地域の方々の防除活動
平成26年3月1日(土曜日)に安養寺町で確認されたオオフサモを越前市、安養寺土地改良区、水辺と生き物を守る農家と市民の会、地域住民と協働で約20名により一斉防除を行いました。