最終更新日 2026年9月7日
大雨に伴う農作物等の管理対策について
PAGE-ID:12874
大雨に伴う農作物等の管理対策について
1.作業時の安全確保
- 倒伏や冠水が発生した場合は、品質低下を防ぐため、排水口の詰まりなどを確認し、速やかに排水してください。
- 必要に応じて関係機関と連携し、水路や用排水施設の点検・機能回復に努めてください。
- 収穫期の圃場では、穂発芽や胴割れによる品質低下を防ぐため、籾水分を定期的に確認し、適期収穫に努めてください。
- 冠水した圃場については、未冠水圃場と区分して管理してください。
2.水稲
- 早生品種で収穫適期を迎えたものは、籾水分を確認のうえ早めに収穫してください。
- フェーン現象が予想される場合は深水管理を行ってください。
- 籾水分を確認し、適期収穫に努めてください。
- 深水管理を行ったほ場は落水し、間断通水へ切り替えてください。
3.大豆・そば
- 9月中旬以降の播種は十分な収量が見込めないため、再播種は慎重に判断してください。
- 遅播きでは主茎長や分枝数の減少に加え、うどんこ病やべと病などの発生が増加する傾向があります。
- 暗渠排水がある場合は暗渠栓を開放する。
- 水が停滞している箇所は排水溝を掘る。
- 枕地培土が排水を妨げている場合は切り開く。
-
冠水した大豆圃場では病害発生が懸念されるため、防除を徹底してください。
4. 野菜
- 圃場に停滞水がある場合は、根腐れや軟腐病を防ぐため、速やかに排水してください。
- ハウス等の施設内に浸水した場合は、排水と十分な換気を行い、施設内や土壌の乾燥を促してください。
- トマトなどの果菜類では、根傷みによる草勢低下を防ぐため、摘果や若どりなどで着果負担を軽減してください。
- 強い日差しや高温による障害を防ぐため、必要に応じて遮光を行ってください。
- 根傷みや茎葉の汚れによる生育低下が懸念される場合は、葉面散布や中耕により生育回復を図ってください。
- キャベツやネギなどでは病害発生に注意し、必要に応じて適切な薬剤を散布してください。
- マルチ栽培で畦が冠水した場合は、マルチを一部除去またはめくり上げるなどして乾燥を促してください。
5. 果樹
- 園地内に長期間滞水すると根腐れの原因となるため、排水ポンプや排水溝を活用し、早期排水に努めてください。
- 根傷みや葉の汚れによる樹勢低下が見込まれる場合は、状況に応じて摘果を行ってください。
- 過湿による根傷みが発生した樹木は、水分保持や地温上昇抑制のため、敷きわらや敷き草などのマルチを実施してください。
6. 花き
- 停滞水は根傷みの原因となるため、速やかに排水してください。
- 茎葉の汚れによる病害発生が懸念される場合は、適切に防除を行ってください。
- 泥などで茎葉が汚れた場合は、可能な範囲で散水し汚れを除去してください。
- 施設栽培では、野菜と同様に排水・換気・乾燥対策を実施してください。
- キクの親株ほ場では、土壌病害の発生に注意し、生育不良株や病徴株を早期に除去するとともに、健全な株から採穂してください。
7. 畜産
- 畜舎内に雨が吹き込んだ場合は、十分な換気と乾燥を行い、必要に応じて消毒を検討してください。
- 雨に濡れた飼料や乾草は、速やかに給与するか廃棄してください。
- 湿害により生育が遅れた飼料作物ほ場では、状況に応じて追肥を行ってください。
- 泥水等の影響を受けた飼料作物は、調製後に品質が低下する場合があるため、給与時に十分注意してください。
- 衛生環境の悪化による疾病発生が懸念されるため、家畜の状態を注意深く観察し、異常が認められた場合は速やかに獣医師または家畜保健衛生所へ連絡してください。
添付ファイル
閲覧ソフト Acrobat Reader DC
