最終更新日 2024年8月22日
~越前市の食と農をつなぐ~ 越前市産春トマト 紅しきぶを紹介します
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6~7月が旬!越前市産春トマト 紅しきぶ
越前市では、食と農の創造ビジョンに基づく園芸振興施策の一つとして、大玉トマトの「紅しきぶ」、大玉スイカの「しらやま西瓜」、キュウリの「緑しきぶ」などのブランド化を推進しています。
鮮やかな赤色を指す「紅」と、武生にゆかりのある「紫式部」にちなんだ紅しきぶ。
6月~7月に旬を迎えます。
【紅しきぶってこんなトマト】《春トマト専門部会 会長 北畑吉弘さん》
越前市武生地区園芸連絡協議会の春トマト専門部会では、現在9名の生産者が共同選果と共同出荷を行っています。紅しきぶは、しっかりとした肉質で糖度と酸味のバランスがよく、コクがあるのが特徴です。堆肥などを使った土づくりや農薬や化学肥料を減らした栽培など、おいしいトマトになるよう工夫しています。
【生産者からお話を伺いました】《庄町 片岡健三さんと佐代子さん》
(収穫の様子。紅しきぶは赤くなる前に収穫して、お店に並ぶ頃にはおいしく熟したトマトになります。)
約10年前から4棟のハウスで紅しきぶを作っています。毎年、生産者同士で互いのハウスを回りながら、トマトの生育状況などを確認し合う「作見会」で、先輩方や仲間から栽培のアドバイスをもらえるのは心強いです。栽培では、特に「追肥(ついひ)」が難しいですね。肥料が多すぎると茎が太くなって実が大きくならないので、肥料の量や、与えるタイミングには気を付けています。
苗植えや、摘果(てきか)といって多く付きすぎた実を摘み取ったりなど、手作業が多いのは大変ですが、規格外で市場に出せない紅しきぶを、近所の方が楽しみに待っていてくれたり、小学校の授業で児童の皆さんがハウス見学に来てくれたりなど、地域の人に喜んでもらえるのは、とてもうれしいですね。
収穫の時期は、我が家でも紅しきぶを毎日食べています。そのままで食べるのはもちろん、ナスやピーマン、玉ねぎと一緒に煮込むラタトゥユがとてもおいしいです。
【買って応援!越前市の食と農】
市では、生産者と消費者をつなぎ、食と農の橋渡しの役割を担う「地産地消推進の店」との連携により、地産地消を推進しています。
紅しきぶは、6月上旬から7月中旬頃まで、市内のスーパーや小売店等で買うことができます。
《主な取扱店(越前市地産地消推進の店認定店)》
ハーツたけふ、コープたけふ(平出店、みどり館)、ビックベリーマーケット(新町、芝原、王子保)、株式会社平和堂アルプラザ武生、野菜館にしお など
【食べて応援!越前市の食と農】
紅しきぶを使って、お家の人と作ってみましょう。旬の食材を使った食事をみんなでおいしく食べることは、農業や旬の地場産農産物に親しみを持つことができ、食育にもつながります。
材料と作り方は、学校給食レシピを参考にしています。
《紅しきぶハヤシライス》この一品で、主食、主菜、副菜が摂れるバランスメニュー。野菜をさっと下茹でするか、レンジで加熱すると、煮込む時間を短くできます。
《紅しきぶシーザーサラダ》野菜たっぷり、抗酸化作用のある発酵食品も使って栄養満点、免疫力アップのメニューです。
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