最終更新日 2026年7月2日
越前国府発掘プロジェクトについて
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越前国府発掘プロジェクトについて
お知らせ
一緒に越前国府を発掘しよう!市民ボランティア「越前国府見つけ隊」を募集します。
令和5年度から5か年計画で実施中の越前国府発掘プロジェクトに参加し、一緒に越前国府跡を見つけませんか?平安時代の人が使用した食器や、暮らしていた建物の跡がみつかるかも?!
調査期間:令和8年9月7日から10月末ごろまで
調査日:平日(午前9時~午後4時)及び第1,3日曜日(午前9時~正午) ※日曜日実施日は第一、第三日曜日のみ。翌日の月曜日は休み。
発掘場所:正覚寺(越前市京町二丁目1-8)
その他:発掘に必要な道具などは教育委員会で準備します。長靴などの作業中に着用するものについては各自で準備をお願いします。
事前講習会について
発掘ボランティアへの参加には、事前説明会の参加が必須となっています。ご参加のほどよろしくお願いします。
※以前に発掘ボランティアに参加した方は免除となりますが、発掘調査方法や調査成果について復習されたい方もご参加いただけます。
日時:8月23日(日)11時から(1時間程度)
場所:生涯学習センターeホール(府中1丁目13-7、越前市役所1階)
内容:これまでの発掘調査の概要説明や発掘の方法について講習します。
その他:ご都合により23日の参加が難しい場合は、生涯学習・文化財課までご相談ください。
申込について
募集期間:令和8年7月14日から8月14日まで
申込方法:電話、メールもしくは電子申請
電子申請にて申し込みをする場合は、下の二次元コードを読み取るかこちらからお申込みください。

↑申し込み用二次元コード
越前国府発掘プロジェクト成果報告展を開催します!【終了しました】
展示関連イベント「ギャラリートーク&拓本体験」を開催します

令和7年度国府遺跡発掘調査の現地説明会を開催します!【終了しました】
5月26日から実施している、越前国府発掘プロジェクトに伴う、国府遺跡発掘調査の成果について現地で説明会を実施します。
国府関連の遺構は検出されなかったものの、国府が置かれた平安時代の遺構や遺物が発見されています。
主な遺物:須恵器、土師器、陶磁器、瓦質土器、越前焼
主な遺構:柱穴 30基(平安時代含む)、土坑 6基 など
場所:本興寺境内(国府1丁目4-13)
日時:令和7年7月26日(土曜日)10時から(30分程度)
申込:不要。時間までに発掘調査現場にお越しください。
その他:車でお越しの方は市役所の構内駐車場をご利用ください。
越前国府発掘体験を実施しました!【令和7年6月15日(日曜日)】
(写真)須恵器の破片を発見した岸谷五朗さん(第一部)
(写真)遺物洗浄体験のようす(第二部)越前国府発掘体験【参加受付は終了しました】
本物の遺跡で発掘を体験してみませんか?また、自分たちが掘った土器や須恵器などを洗ってみよう!
約1,000年前の土師器や須恵器を自分たちの手で掘り起こそう!
・日時
令和7年6月15日(日曜日)
第一部:13時から14時まで
第二部:14時から15時まで
・場所
本興寺境内(越前市国府一丁目4-13)
※駐車場は越前市役所駐車場をご利用ください。
※雨天の場合は生涯学習センターeホール前(市役所1階)にお集まりください。
・内容
遺跡の発掘作業、遺物洗浄など
・対象
小学3年生以上の方
・参加方法
事前申し込み制(※定員に達したため、受付を締め切りました。)
・その他
一般見学も可能です。
ユネスコ創造都市ネットワーク加盟推進イベント
「世界の創造都市へグリーディングカードを送ろう」も同時開催します。
(詳細はこちら)

越前国府大使 岸谷五朗さんが特別参加!
岸谷さん参加スケジュール
【13時10分~13時25分】 発掘体験
【13時35分~13時50分】 トークセッション
【14時半~14時45分】 創造都市 越前へのメッセージセレモニー
※一般の方も無料でご観覧いただけます。ただし、混雑状況によっては入場を制限させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
※駐車場は越前市役所構内駐車場(無料)もしくはアルプラザ北側の立体駐車場(有料)をご利用ください。
出土品洗浄・接合体験+VR体験会【終了しました】

令和7年度の調査成果
調査場所:本興寺境内(国府一丁目地係)
調査期間:令和7年5月26日から7月18日まで
主な遺構:柱穴、土坑、不明な遺構
主な遺物:土師器、須恵器、越前焼、陶磁器、平瓦
写真1 令和7年度調査区全景写真(黄色塗部分が平安時代の遺構面)
出土遺物
令和7年度の調査では、布目瓦が2点出土しました。当時、瓦葺の建物は、役所や寺関係の施設で採用していたため、付近にそういった建物が存在していた可能性があります。

写真3 須恵器(坏身)令和5年度の調査成果

各遺構の説明
溝1 平安時代前期(9世紀ごろ)
溝2 平安時代前期(9世紀ごろ)
写真2 溝1、溝2検出状況(右が溝1、左が溝2)右が北柱穴1 平安時代
直径60㎝の柱穴。建物を建てる際、柱を設置するために掘られた穴の跡です。柱穴の中からは土師器や須恵器の小片が出土しています。
写真3 柱穴1の検出状況
土坑1(中世)
長辺150㎝、短辺76㎝、深さ98㎝の土坑。用途は不明ですが、土坑の埋土からは灯明皿が10枚以上重なった状態で出土しています。出土した灯明皿の多くは、ほぼ形を残した状態のものでした。縁には灯心を燃やした際に付着した煤が付着しています。
写真4 灯明皿出土状況
出土遺物
~平安時代の遺物~
緑釉陶器
鉛を釉薬として用いた緑色の陶器です。当時は高級食器として扱われ、貴族や役人などの限られた人のみ使うことができました。生産地も近江や京都、東海など限られた場所でしか生産されていませんでした。緑釉陶器が出土したということは、近くで国府に関係する役人が生活をしていたのかもしれません。
今回の発掘調査では椀や皿、三足盤などの器種が出土しました。特に三足盤は、色味やそのほかの特徴などから猿投窯(愛知県)で生産されたものと思われます。
写真5 三足盤(上から)
写真6 三足盤(横から)突起部分は脚部。
須恵器
古墳時代(5世紀前半)に朝鮮半島から日本に伝わり、平安時代まで使われた灰色の陶質土器。土師器とは異なり、登り窯を使い、約1,100度の高温で還元炎焼成されているため、硬くて丈夫といった特徴があります。平安時代には庶民から貴族にまで広く使われていました。椀や皿、壺、甕、坏、蓋などの日常雑器として使われていた器種のほか、硯などもあります。
写真7 須恵器(坏と蓋)
墨書土器
墨で文字が書かれた土器を墨書土器といいます。墨書土器の多くは土地や人、役職、建物の場所の名前が書かれています。令和5年の発掘調査では、墨書土器が1点出土しています。しかし、破片での出土のため文字の判読はできませんでした。
当時は文字を書くことのできたのは、寺関係の人や役人など限られた人だけだったため、発掘調査現場の近くでは、平安時代に役人が生活していたかもしれません。

写真8 墨書土器(※赤線の部分に墨で文字が書かれている。)亻(にんべん)の一部にもみえます。

