高齢者の肺炎球菌感染症の予防接種について (令和3年度)
最終更新日 2021年4月2日
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高齢者の肺炎球菌感染症の予防接種を実施します
肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。
日本人の約3から5パーセントの高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。
「2019年度以降の定期接種対象者は65歳のみ」とされていましたが、国の決定により接種対象者が拡大され、以下の対象者で「これまで一度も高齢者肺炎球菌ワクチンを接種したことがない方」に接種機会が設けられることになりました。
令和3年度の接種期間
令和3年4月1日から令和4年3月31日まで
接種できる医療機関
医療機関には必ず事前に予約をしてください。
越前市、南越前町の医療機関⇒⇒⇒【越前市・南越前町】肺炎球菌医療機関一覧(PDF形式 78キロバイト)
広域的医療機関⇒⇒⇒【越前市・南越前町以外】肺炎球菌予防接種医療機関(PDF形式 145キロバイト)
指定医療機関以外で接種を希望する方は、#指定医療機関以外で受けたい場合をご覧ください。
対象者
対象者は、年度毎に替わります。
令和3年度の対象の方には個人通知として予診票兼接種券(封書)を送付しています。
ただし、平成30年度までの5年間に市の高齢者用肺炎球菌予防接種を受けた方は対象外となりますので、個人通知はされていません。
また、既に23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチンを任意で接種している方も対象外となります。
(1)越前市の住民で、下記の年齢(生年月日)の方
65歳:昭和31年4月2日生から昭和32年4月1日生の方
70歳:昭和26年4月2日生から昭和27年4月1日生の方
75歳:昭和21年4月2日生から昭和22年4月1日生の方
80歳:昭和16年4月2日生から昭和17年4月1日生の方
85歳:昭和11年4月2日生から昭和12年4月1日生の方
90歳:昭和6年4月2日生から昭和7年4月1日生の方
95歳:大正15年4月2日生から昭和2年4月1日生の方
100歳:大正10年4月2日生から大正11年4月1日生の方
(2)接種日に60歳以上65歳未満の方で、心臓、腎臓又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活行動が極度に制限される程度の障がいを有する方及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいがある方(身体障害者手帳1級相当)
個人通知はされてませんので健康増進課に申請してください。予診票兼接種券を交付します。
生年月日 | 対象になる年度 |
---|---|
大正9年4月1日以前に生まれた方 | 2019年度(令和元年度) |
大正9年4月2日から大正10年4月1日 | 2020年度(令和2年度) |
大正10年4月2日から大正11年4月1日 | 2021年度(令和3年度) |
大正11年4月2日から大正12年4月1日 | 2022年度(令和4年度) |
大正12年4月2日から大正13年4月1日 | 2023年度(令和5年度) |
大正13年4月2日から大正14年4月1日 | 2019年度(令和元年度) |
大正14年4月2日から大正15年4月1日 | 2020年度(令和2年度) |
大正15年4月2日から昭和2年4月1日 | 2021年度(令和3年度) |
昭和2年4月2日から昭和3年4月1日 | 2022年度(令和4年度) |
昭和3年4月2日から昭和4年4月1日 | 2023年度(令和5年度) |
昭和4年4月2日から昭和5年4月1日 | 2019年度(令和元年度) |
昭和5年4月2日から昭和6年4月1日 | 2020年度(令和2年度) |
昭和6年4月2日から昭和7年4月1日 | 2021年度(令和3年度) |
昭和7年4月2日から昭和8年4月1日 | 2022年度(令和4年度) |
昭和8年4月2日から昭和9年4月1日 | 2023年度(令和5年度) |
昭和9年4月2日から昭和10年4月1日 | 2019年度(令和元年度) |
昭和10年4月2日から昭和11年4月1日 | 2020年度(令和2年度) |
昭和11年4月2日から昭和12年4月1日 | 2021年度(令和3年度) |
昭和12年4月2日から昭和13年4月1日 | 2022年度(令和4年度) |
昭和13年4月2日から昭和14年4月1日 | 2023年度(令和5年度) |
昭和14年4月2日から昭和15年4月1日 | 2019年度(令和元年度) |
昭和15年4月2日から昭和16年4月1日 | 2020年度(令和2年度) |
昭和16年4月2日から昭和17年4月1日 | 2021年度(令和3年度) |
昭和17年4月2日から昭和18年4月1日 | 2022年度(令和4年度) |
昭和18年4月2日から昭和19年4月1日 | 2023年度(令和5年度) |
昭和19年4月2日から昭和20年4月1日 | 2019年度(令和元年度) |
昭和20年4月2日から昭和21年4月1日 | 2020年度(令和2年度) |
昭和21年4月2日から昭和22年4月1日 | 2021年度(令和3年度) |
昭和22年4月2日から昭和23年4月1日 | 2022年度(令和4年度) |
昭和23年4月2日から昭和24年4月1日 | 2023年度(令和5年度) |
昭和24年4月2日から昭和25年4月1日 | 2019年度(令和元年度) |
昭和25年4月2日から昭和26年4月1日 | 2020年度(令和2年度) |
昭和26年4月2日から昭和27年4月1日 | 2021年度(令和3年度) |
昭和27年4月2日から昭和28年4月1日 | 2022年度(令和4年度) |
昭和28年4月2日から昭和29年4月1日 | 2023年度(令和5年度) |
昭和29年4月2日から昭和30年4月1日 | 2019年度(令和元年度) |
昭和30年4月2日から昭和31年4月1日 | 2020年度(令和2年度) |
昭和31年4月2日から昭和32年4月1日 | 2021年度(令和3年度) |
昭和32年4月2日から昭和33年4月1日 | 2022年度(令和4年度) |
昭和33年4月2日から昭和34年4月1日 | 2023年度(令和5年度) |
※年度とは:その年の4月1日から翌年の3月31日まで。
接種ワクチン
23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン
肺炎で一番多い病原菌は、肺炎球菌で、肺炎の約3割を占めます。
肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、肺炎にかかっても軽い症状ですむ効果が期待されるワクチンです。
ただし、すべての肺炎を予防できるわけではありません。
接種費用
自己負担金4,000円
(注)対象年度だけが定期接種となり公費負担があります。対象年度のほかに受ける場合は全額自己負担となります。
接種回数
一人につき 1回
(注)ただし、過去に肺炎球菌ワクチン(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)の予防接種を受けている方は、定期予防接種の対象外となりますので、ご注意ください。
接種時に持っていくもの
予診票兼接種券(封書)、健康保険証、接種費用4,000円
(注)対象者のうち生活保護受給者等は、同封されている通知をご覧ください。
接種後の注意事項
- 接種後24時間は副反応の出現に注意し、観察しておく必要があります。特に接種直後の30分以内は健康状態の変化に注意しましょう。
- 接種後は、接種部位を清潔に保ち、過激な運動、大量の飲酒はそれ自体で体調の変化をきたす恐れがありますので、接種後24時間は避けるようにしましょう。
- ワクチン接種後1時間を経過すれば入浴は差し支えありません。
- 接種後は接種部位の異常反応や体調変化を訴える場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
お願い
- 医療機関には必ず事前に予約をしてください。
- 接種時には予診票兼接種券が必要です。紛失された方は、窓口(健康増進課・今立総合支所市民福祉課)で再発行をうけてください。(ただし、生活保護等の予診票兼接種券再発行窓口は、健康増進課のみです。)
- 接種の前に予診票兼接種券裏面の説明書を読んで、納得した上で予診票に記入し、接種してください。
指定医療機関以外で受けたい場合
- 入院中、入所中又は管理を要する疾病等の理由がある方に限り、事前に申請をした上で、指定外の医療機関で接種することができます。希望される方は、健康増進課までご連絡ください。(生活保護受給者については、申請方法が変わりますので、必ず健康増進課までご連絡ください。)
- 指定外医療機関で接種する場合は、自己負担額が変更になる場合があります。
手続きの流れ
- 事前に「指定外医療提供施設等予防接種実施申請書」を健康増進課に提出
- 市で申請書の審査・承認を行い、医師宛の依頼書を申請者に送付
- 医師宛依頼書を持参の上、医療機関で接種
予防接種指定外で受ける前に⇒⇒様式第1号:指定外医療提供施設等予防接種実施申請書(ワード形式 21キロバイト)
リンク先
こちらをご覧ください肺炎球菌感染症高齢者(厚生労働省)