健康づくり

最終更新日 2024年5月7日

情報発信元 健康増進課

福井県立大学地域経済研究所による越前市の生活習慣病予防対策のための基礎データ分析結果について

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令和5年度(分析結果はこちら

越前市では令和2年度より、福井県立大学地域経済研究所に国民健康保険と協会けんぽの特定健診の結果と、国民健康保険のレセプトデータを提供し、BMIやHbA1cなどの数値結果と問診表において得られた生活習慣との因果関係をクロス集計により分析しています。

健診結果をもとに分析をまとめた結果をお知らせいたします。

分析結果について(概要)

1 協会けんぽと国保のデータを合わせた分析の結果については、昨年度の結果と大きく変わる点はなかった。

 

2 BMI判定がA判定(18.5~24.9)の人の割合、HbA1cが正常の範囲内(5.6%未満)の人の割合が年々減少しており、市民の生活習慣の改善に取り組んでいく必要性がある。

 

3 「食べる速度が速い」と答えている人ほど、BMI値が高い傾向にある。早食いであると答えた人の割合は前年度とほぼ同様の結果となっている。

よく噛んでゆっくり食べる「プラス5回かめ」ポピュレーションアプローチの継続

 

4 「20歳の時から体重が10Kg以上増加している」と答えている人ほど、BMI値が高い傾向にある。

体重変化(増加)の抑制のため、小中学校の時から、将来の体重変化に気を付けることを意識付けする必要がある。

 

5 BMIが高い人ほど睡眠で休養が十分とれて「いない」と回答する傾向が高く、また就寝前に食事をしている割合が高くなっている。

 →睡眠の質を高めることや就寝前の食事をしないようにすることなど、睡眠にアプローチすることも肥満の減少に寄与できることが推測される。

 

6 しかしその一方で、BMI値が高い人ほど生活習慣の改善に取り組む意思が強い傾向も見られる。

意思はあるが実行に移せない理由を調査し、集団と個別双方のアプローチを通じて生活改善に取り組めるようサポートしていく。

 

 

令和4年度(分析結果はこちら

「プラス5回かめ(噛め)キャラクター」を使ったマグネットを市内保育園幼稚園の年少児から小学校低学年の児童全員に配布しました。

越前市では、肥満防止と口腔機能向上に効果があるとして、「よくかんでゆっくり食べる」ことを推奨しています。

昨年度は、学校等で掲示できる大きめのマグネットを配布しましたが、今年度は、保育園幼稚園の年少児から小学校の低学年の児童全員に、自宅での食事の際、家族全員で「よくかんでゆっくり食べる」ことに取組んでいただけるよう家庭用サイズのマグネットを配布しました。なお、マグネット贈呈式を7月20日にひかり幼稚園にて行いました。

ひかり幼稚園1

ひかり幼稚園2

ひかり幼稚園3
 

越前市では生活習慣病を予防し、肥満の抑制につながるとして、次の5つの行動習慣を推奨します !

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情報発信元 市民福祉部 健康増進課

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