最終更新日 2023年11月27日
男女共同参画推進条例
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越前市男女共同参画推進条例の概要
条例が作られた背景
越前市の女性の多くは、外に出て働いています。家庭でも、女性は家事、育児、介護を主に担っています。でも、男女の賃金の差はまだまだ大きく、ものごとを決める場の多くは、男性で占められています。 男女が対等に、家庭、地域、職場、学校などで活動できる社会。男女が均等に利益を受け、共に責任を担い、平等を実感できる社会。そんな社会をつくるため「越前市男女共同参画推進条例」がつくられました。
越前市男女共同参画推進条例越前市男女共同参画推進条例(PDF形式:24キロバイト)
越前市男女共同参画推進条例施行規則越前市男女共同参画推進条例施行規則(PDF形式:14キロバイト)
6つの基本理念
- 男女の人権の尊重 男女の差別をなくし、女性も男性もひとりの人間として、個性と能力を発揮していきましょう
- 社会における制度・慣行の配慮 固定的な役割分担意識にとらわれず、男女がともに活動できるよう、制度や慣行を考え直しましょう
- 政策等の立案及び決定の場への共同参画 男女が、ものごとを決める場に対等に参加できるようにしましょう
- 家庭生活と他の活動の両立 男女は家族の対等な構成員です。ともに家庭の仕事を分け合い、外での仕事や学習、地域活動ができるようにしましょう
- 性と生殖における自己決定 男女がともに自分自身の性とからだについて決定権を持ち、生涯を通じ健康な生活を送れるようにしましょう
- 国際的強調 他の国々や、国際社会の取り組みに強調して男女平等を進めましょう
責 務
市民の皆さん:自ら男女共同参画を実践すると共に、市の男女共同参画施策に協力して下さるようお願いします
事業所の皆さん:男女が対等に働ける職場にしましょう。仕事と家庭が両立できる環境をつくりましょう
市が行う男女共同参画推進施策にも協力をお願いします
市:男女共同参画社会の実現を、最重要施策とします
男女共同参画社会実現のための教育を後押します
性別にかかわる権利侵害が起こらないよう最善をつくします
条例のポイント
第7条 性別による権利侵害を禁止します
・女だから、男だからという理由で、差別してはいけません
・セクシュアル・ハラスメント、ドメスティック・バイオレンスをしてはいけません
第8条 固定的な性別役割や、人権侵害するような表現をなくしましょう
・ポスターや広告などで、女は家事・男は仕事といった固定的な役割を押しつける表現、人権を侵害する性的な表現はやめましょう
第13条 市は積極的に改善するよう努めます
・審議会への女性の登用4割をめざします
・市長は、採用、登用、能力開発等で、男女の職員数の格差是正に努めます
・市長は、職員が男女ともに家族的責任を果たせるよう環境づくりに努めます
・市と契約する業者に、男女共同参画を進めるよう協力を求めます
第18条 苦情や相談の申し出が出来ます
・施策への苦情や、性別による権利侵害について、どなたでも男女平等オンブッドに申し出ることができます
条例キー・ワード
- 積極的改善措置性による格差を改善するため、男女のいずれか一方に対し、その機会を積極的に与えること
- ドメスティック・バイオレンス配偶者や恋人等への身体的・性的・心理的・経済的な暴力。DV(ディー・ビー)と略していうときもある
- セクシュアル・ハラスメント他の者を不快にさせる性的なことばや行ない。性的な言動により、相手を傷つけたり、不利益を与える行為
- 男女平等オンブッド 市民の声に耳を傾け、越前市男女共同参画推進条例が、正しく運用されているかどうかを監察する人
男女平等オンブッドってなに?
セクハラ・DVとは?