最終更新日 2023年11月27日
災害時におけるペット対策
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災害時におけるペット対策について
ペットに関する防災の基本は、飼い主が責任をもって対応することです。 そのため、災害が発生した場合には、まずは自分の身の安全を確保してください。ペットを守るためには、飼い主が無事でいることが大切です。
また、避難が必要な場合は、原則としてペットを同行して避難することが重要です。
ただし、避難所には多くの避難者が集まります。中には動物が嫌いな方や不用意に手を出しかねない幼い子供などもいらっしゃるかもしれません。必ず避難所運営協議会の指示に従い、指定された飼育場所で責任を持って飼育してください。
市では、県と連携し、飼い主とともに避難したペットについて、飼育状況の把握、適正飼育の指導を行う等、動物の愛護及び環境衛生の維持に努めます。
災害時におけるペット対策については、環境省が作成している「いつもいっしょにいたいから」(PDF形式4,944キロバイト)も参考にして平常時から準備を心掛けてください。
犬、猫の飼い主の対応
多くの避難者が避難する避難所では、避難所の責任者や他の避難者の理解と協力のもと、責任を持って飼育することが大切です。
日頃からの災害への備え
- 飼い主明示措置 災害時には屋内飼いの小型犬や完全室内飼いの猫でも、パニックになって開いた扉から逃げ出すこともあるので、鑑札・狂犬病予防注射済票、迷子札、マイクロチップ等、ペットが迷子になり、どこかで保護されたとき、すぐに飼い主がわかるように、普段から身元を示すものをつけましょう。
- ペットのしつけと健康管理 避難所でのトラブルを防止するため、飼い主は日頃からしつけや健康管理を行いましょう。避難所で迷惑にならないように、むやみに吠えない、キャリーバッグやケージに慣らしておく、他人に友好的に接することができるなどのしつけを普段からしておきましょう。
- 避難生活の備え 原則としてペットの食料は飼い主さんが用意して下さい。ペットフード、水、薬(最低5日分)やリード、シーツ、食器等を入れた「ペット用非常持出袋」を準備しておきましょう。使い慣れたキャリーバッグやケージ等があると、ペットは安心します。ペットの写真、服用薬等の情報を記載した飼育手帳を作っておくと役に立つでしょう。また、ペットが慣れている預け先(親戚、友人等)を探しておくとよいでしょう。
避難所での注意点
- ペットの一時飼育場所 多くの避難者が避難する体育館や教室内でのペットの飼育は困難です。避難所の指定された飼育場所で、ルールを守り、飼育しましょう。
- ペットの飼育管理 ペットの世話や飼育場所の管理は、飼い主が行います。「飼い主の会」をつくる等をして、飼い主同士が協力して行いましょう。
参考
環境省 「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」(PDF形式12,584キロバイト)
環境省 パンフレット 「備えよう!いつもいっしょにいたいから~ペット動物の災害対策~」(PDF形式4,944キロバイト)