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最終更新日 2023年11月27日

情報発信元 生涯学習・芸術文化課

ニホンカモシカの保護と対応について

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ニホンカモシカの保護と対応について

ニホンカモシカは、集落付近や人家の庭など、人の生活が活発な場所に姿を現すことがあります。ニホンカモシカは基本的には穏やかな性格で、人を襲うことは滅多にありません。

なお、ニホンカモシカは、国の天然記念物に指定されているため、傷つけたり、殺処分したりしてはいけません。

市街地や人里でニホンカモシカを見かけたら

ニホンカモシカと遭遇した場合は、下記の対応をお願いします。

ケガや病気の様子がなく、元気な場合
遭遇した場合は、以下の項目に注意し、不用意に近づかないでください。人の姿が見えなくなると山に戻る場合がほとんどです。

・カモシカに必要以上に接近しない
・カモシカを興奮させるような刺激的な行動をしない
・カモシカの逃げ道をふさがない
・ペットを近づけない
・えさになるようなものを家の周りに置かない

ケガや病気を負っていると思われる場合
自力でえさを食べられる状態であれば見守りを続けてください。市街地への出没や、道路で車両への衝突事故の危険性がある場合は、市生涯学習・芸術文化課へご連絡ください。

有害鳥獣捕獲用の「わな」にかかってしまった場合
放獣することが原則です。「わな」によってケガを負い、自力で動くことができない状態であれば、市生涯学習・芸術文化課へご連絡ください。

死亡しているカモシカに遭遇した場合
絶対に触らずに、市生涯学習・芸術文化課へ連絡してください。

<問合先>

平日の場合 生涯学習・芸術文化課 22-7459

休日・夜間の場合 越前市役所 22-3000

(二ホンジカの場合)

市農林整備課へ連絡してください。

特徴:角は白っぽく、枝分かれしています。毛の色はやや茶色です。

<問合先>

平日の場合 農林整備課 22-3008

休日・夜間の場合 越前市役所 22-3000

二ホンカモシカの特徴

・形態 ニホンカモシカは形態に性差がなく、生殖器以外に雌雄を見分けることはできません。頭胴長は100~120センチメートル、体重は30~40キログラムほどで、体色は黒褐色のものから黒茶色、白色まで様々です。雌雄ともに円錘形の角をもち、毎年生え変わることはありません。角の基部には輪(角輪)があり、その数は年齢とともに増加します。眼の下に分泌腺をもち、分泌物を枝や葉にこすりつけることで「なわばり」の認識を行っています。

・繁殖 カモシカの交尾期は9~12月で、妊娠期間は約7カ月です。毎年又は隔年で出産します。

・食性 主に落葉広葉樹や常緑広葉樹の葉・若芽を採食します。

・行動 基本的に単独行動をとります。一日で採食と休息・反すうを何度か繰り返します。休息・反すうを行うときは座り込み、人間が近づいても動じないことがありますが、衰弱しているわけではありません。

カモシカ1カモシカ2

外部リンク

ニホンカモシカや野生鳥獣の保護については、福井県のホームページもご参考ください。

・「カモシカの保護と対応について」(福井県教育庁生涯学習・文化財課)

・「傷病を負った野生鳥獣の保護について」(福井県安全環境部自然環境課)

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月曜から金曜の午前8時30分から午後5時15分まで(祝日を除く)