子宮頸がん予防接種について

最終更新日 2022年3月29日

情報発信元 健康増進課

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子宮頸がん予防接種の積極的な勧奨の再開について

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)接種は、厚生労働省の副反応検討部会及び安全対策調査会(合同開催)において、 「副反応の発生頻度が明らかになり、適切な情報提供ができるまでの間、定期接種を積極的に勧奨すべきではない」とされ、平成25年6月から積極的な接種勧奨を差し控えていました。

令和3年11月26日付けで「最新の知見を踏まえ、改めてHPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められた。今後の対応の方向性も踏まえつつ、積極的な勧奨を差し控えている状態を終了させることが妥当」という旨が厚生労働省より通知され、子宮頸がん予防接種の積極的な勧奨の再開が決定しました。

これにより、本市におきましても、国の方針に基づき、対象者へ令和4年度より個別通知を行う予定です。

キャッチアップ接種について

令和3年12月28日厚生労働省の通知により、HPVワクチンの積極的な勧奨の差控えにより接種機会を逃した方に対して公平な接種機会を確保する観点から、積極的な勧奨を差し控えている間に定期接種の対象であった平成9年度生まれから平成17年度生まれまでの女子を対象に、キャッチアップ接種を実施することとなりました。

期間:令和7年3月まで

詳細が決まり次第、対象となる方へ順次ご案内をする予定です。

予防接種を受ける前に

ワクチンの有効性やリスク等について、十分に理解した上で接種をご検討ください。

公費によって接種できるワクチンの1つにHPVワクチンがあることを知っていただくとともに、接種について検討・判断するために必要な情報をお届けすることを目的として、厚生労働省がリーフレットを作成しています。接種の判断にご活用ください。

小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方への大切なお知らせ(概要版)(PDF形式 4,155キロバイト)
小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方への大切なお知らせ(詳細版)(PDF形式 5,747キロバイト)

 

より詳しくは下記ページをご覧ください。
厚生労働省ホームページ「ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~」

対象者

小学6年生から高校1年生に相当する年齢の女子

※接種を希望される方は、予診票を発行いたしますので健康増進課までお問い合わせください。

標準的な接種期間

中学1年生に相当する年齢の間

接種回数・間隔

子宮頸がん予防ワクチンは、「サーバリックス」と「ガーダシル」の2種類があり、接種間隔が異なります。
2種類のワクチンの互換性に関する安全性・有効性のデータが存在しないため、必ず同じ種類のワクチンを3回接種してください。

ワクチン サーバリックス(2価ワクチン) ガーダシル(4価ワクチン)
効果

HPV16型、18型の感染を予防します。

HPV16型、18型に加えて、尖圭コンジローマの原因となる6型、11型の感染を予防します。

回数 3回
接種間隔

【標準】

2回目:1回目から1か月の間隔を空ける

3回目:1回目から6か月の間隔を空ける

 

【上記の方法で接種ができない場合】

2回目:1回目から1か月以上の間隔を空ける

3回目:1回目から5か月以上、 2回目から2か月半以上の間隔を空ける

【標準】

2回目:1回目から2か月の間隔を空ける

3回目:1回目から6か月の間隔を空ける

 

【上記の方法で接種ができない場合】

2回目:1回目から1か月以上の間隔を空ける

3回目:2回目から3か月以上の間隔を空ける

 

※子宮頸がん予防ワクチンと新型コロナウイルスワクチンは同時に接種できません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間の間隔を空けてください。

接種後の注意

ワクチンを受けることに対する緊張や強い痛みをきっかけに、立ちくらみがしたり、血の気が引いて気を失うことがあります。倒れてケガをしないように、接種後30分程度は背もたれのある椅子に座るなどして様子を見るようにしてください。

HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ(PDF形式 1,274キロバイト)

保護者の同伴について

予防接種は原則保護者の同伴が必要ですが、「13歳以上」で接種する場合は、「同意書」を持参することで、保護者の同伴が無くても接種が可能です。

予防接種の効果や目的、重篤な副反応発症の可能性及び予防接種救済制度などについて十分に理解した上で、同意書に署名をしてください。

(16歳以上の方が接種する場合、同意書は不要です。)

同意書はこちらからダウンロードしてください。→ 「子宮頸がんワクチン予防接種同意書」

子宮頸がんとは

子宮頸がんは、子宮の入り口にできるがんです。近年、35歳をピークに20から40歳の日本女性で子宮頸がんの発病や死亡が増えています。子宮頸がんは、女性なら誰でもかかる可能性のある病気です。

原因やがんになる過程がほぼ解明されている予防できるがんです。原因の殆どは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染です。子宮頸がんの予防には「ワクチン」と「検診」が有効です。

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症について

ヒトパピローマウイルスは皮膚や粘膜に感染するウイルスで、100以上の種類に分類されています。これらのうち主に粘膜に感染する種類は、性行為を介して生じる表皮の微少なキズから、生殖器粘膜に侵入して感染するウイルスであり、海外においては性活動を行う女性の50パーセント以上が、生涯で一度は感染すると推定されています。

粘膜に感染するHPVのうち少なくとも15種類は子宮頸がんから検出され、「高リスク型HPV」と呼ばれています。高リスク型HPVの中でも16型、18型とよばれる2種類は特に頻度が高く、海外の子宮頸がん発生の約70パーセントに関わっていると推定されています。また、子宮頸がん以外にも、海外において少なくとも90パーセントの肛門がん、40パーセントの膣がん・外陰部がん・陰茎がんに関わっていると推定されています。その他、高リスク型に属さない種類のものは、生殖器にできる良性のイボである尖圭コンジローマの原因となることが分かっています。

 

情報発信元

市民福祉部 健康増進課

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