感染症

最終更新日 2024年4月19日

情報発信元 健康増進課

感染症情報

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■発生動向調査速報(福井県感染症情報ホームページ)

新型コロナウイルス感染症について

インフルエンザについて

感染性胃腸炎について(ノロウイルス)

食中毒予防について

食中毒予防の3原則

テイクアウト等を利用するときのポイント

食肉による食中毒について

腸管出血性大腸菌感染症について

結核について

手足口病について

風しんについて

麻しんについて

HIV(エイズ) について

肝炎ウイルス について

各種感染症について

インフルエンザについて

インフルエンザは、ウイルスの感染を受けてから1日から3日間ほどの潜伏期間の後に、発熱(通常38℃以上の高熱)、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛、関節痛などが突然あらわれるのが特徴です。咳、鼻汁などの症状が続き、約1週間の経過で多くは軽快しますが、普通の風邪に比べて全身に症状が強く現れます。
高齢の方や呼吸器、循環器、腎臓、代謝疾患等の慢性疾患を持つ方、免疫力の低下している方等は、肺炎を伴う等重症になることがあります。お子様ではまれに急性脳症などの重症合併症を起こすことがあります。
季節性インフルエンザは、流行性があり、日本では初冬から春先にかけてが流行のシーズンです。流行が始まると短期間で多くの人に感染が拡大します。
インフルエンザの予防

  1. 流行前にワクチン接種(重症化防止)
  2. 外出後の手洗い
  3. 適度な室温の保持
  4. 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取(身体の抵抗力を高める)
  5. 人ごみや繁華街への外出を控える
  6. マスクの着用

厚生労働省 インフルエンザQ&A

福井県インフルエンザ関連情報

R5-6シーズン警報チラシ(PDF形式 500キロバイト)

感染性胃腸炎について(ノロウイルス)

冬季は、ノロウイルス等を原因とする感染性胃腸炎が多発する時期です。
感染拡大を防ぐために十分な手洗い等を行いましょう。
また、発生した時に、処理をする人自身が感染しないように、嘔吐物の適切な処理を行いましょう。

ノロウイルスについて

ノロウイルスに関するQ&A

おう吐物の適切な処理方法・おう吐物の処理の際の注意点

食中毒予防について

食中毒予防の3原則について

1 清潔(細菌をつけない)

調理の際の手洗いは、食品に細菌を付着させないための第一歩として大切です。

細菌を他の食品に付けないために、まず、肉や魚、野菜は区分して保管しましょう。

さらに、加熱調理した食品や生で食べる食品は、肉、魚、卵等からの細菌汚染を防ぐため調理器具を使い分けましょう。

2 迅速または冷却(細菌を増やさない)

食品を保存する際は、細菌の育成に適さない温度(冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下)で保存しましょう。

食品を室温で長時間放置しないように心がけましょう。

3 加熱(細菌をやっつける)

一般的に食中毒菌は熱に弱いので、十分な加熱(中心部が75℃で1分以上)をしましょう。

食器やふきんなども殺菌・消毒することで食中毒予防に効果的です。

テイクアウト等を利用するときのポイント

テイクアウト等は店内で食べるときと比べて、調理してから食べるまでの時間が長くなりますので、次のポイントに注意しましょう。

1.購入後は長時間持ち歩かない
2.持ち帰ったらすぐに食べる
3.食べる前にはしっかり手洗いをする

食肉による食中毒について

食肉は腸管出血性大腸菌(O157など)やカンピロバクターという食中毒菌で感染されている可能性があり、少量でも食中毒を発症します。「新鮮だから安全」ではありません。中心部まで十分な加熱を行うことで予防できます。また、生食用の豚肉、鶏肉、牛レバーは流通していません。

食肉による食中毒を予防するために

1.肉は生で食べない。
2.肉の中心部を十分に加熱する。(中心部が75℃で1分間以上)
3.肉を調理したまな板や包丁は、その都度十分洗い、消毒する。
4.他の食品が肉に触れないように、調理、保管する。
5.肉を焼くときには、専用のトングや箸を用意して、食べるための箸と区別する。
6.肉を触った後は、丁寧に手を洗い、消毒する。

腸管出血性大腸菌感染症について

腸管出血性大腸菌感染症(O157,O26,O111など)は、ベロ毒素という毒素を出す病原性大腸菌の感染により、水溶性下痢、腹痛、血便、発熱(37から38度)、嘔吐などの症状を引き起こす、細菌感染症です。

わずかな菌量(数十から約100個)でも発症し、潜伏期間は2から14日(平均3から5日)間と言われています。また、大腸菌は自然界に広く存在しており、食肉用動物の腸管内のほか、野菜などにも付着している可能性があるため、野菜も流水で十分に洗うようにしましょう。

県内でも毎年5から8月にかけて発生件数が増えています。十分に注意してください。

予防のために

・調理や食事の前、トイレの後には、必ず手を洗いましょう。

・下痢や嘔吐などの症状がある方は、調理を避けてください。

・生野菜は流水でよく洗い、加熱する食品は十分に加熱しましょう。(中心部が75℃で1分間以上)

・肉を焼く場合は、生肉専用の箸を用いて、箸の使い分けをしましょう。

腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう!(PDF形式 376キロバイト)

結核について 

結核菌の混ざったしぶきが、咳やくしゃみなどで空気中に飛び散り、それを周りの人が直接吸い込むことで感染し、 主に肺に炎症を起こす感染症です。日本ではかつて、「国民病」と恐れられていました。
医療や生活水準の向上により完治できる時代になりましたが、現在でも1日に43人の新しい患者が発生し、6人が命を落としています。
新たな結核患者の7割が60歳以上の方で、特に80歳以上の高齢者が多い状況です。
タンのからむ咳、微熱や身体のだるさが2週間以上続いている場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
高齢者では症状がはっきり現われない場合が多く、発見が遅れがちです。早期発見のため、年に1度は検診を受けましょう。

結核の常識2020(PDF形式 2,179キロバイト)

あのとき、していれば・・・(PDF形式 1,183キロバイト)

結核についての知識 県ホームページ

当市が行っている『肺がん検診(胸部エックス線検査)』は、結核検診も兼ねています。
40歳以上の方は、ぜひ、公民館等の集団健診会場や指定医療機関で、『肺がん検診(胸部エックス線検査)』を受けて結核にかかっていないか確認しましょう。

越前市の肺がん検診胸部エックス線検査)を受ける場合は、こちらをご覧ください。

手足口病について

手足口病は、口の中や、手足などに水疱性の発疹が出る、ウイルスの感染によって起こる感染症で、子どもを中心に、主に夏に流行します。
感染症発生動向調査によると、例年、報告数の90パーセント前後を5歳以下の乳幼児が占めています。

感染経路は、飛沫感染、接触感染などで、特に、この病気にかかりやすい年齢層の乳幼児が集団生活をしている保育施設や幼稚園などでは、集団感染が起こりやすいため注意が必要です。
乳幼児では原因となるウイルスに感染した経験のない者の割合が高いため、感染した子どもの多くが発病します。

しかし、手足口病は、発病しても、軽い症状だけで治ってしまうことがほとんどであるという意味で、感染してはいけない特別な病気ではありません。これまでほとんどの人が子どもの間にかかって、免疫をつけてきた感染症です。

手足口病には有効なワクチンはなく、また手足口病の発病を予防できる薬もありません。 治った後も比較的長い期間便の中にウイルスが排泄されますし、また、感染しても発病しないままウイルスを排泄している場合もあると考えられることから、日頃からのしっかりとした手洗いが大切です。

※厚生労働省ホームページ<手足口病に関するQ&A>(最終改定:平成25年8月) 

風しんについて

風しんは、風しんウイルスの飛沫感染(咳やくしゃみのしぶき)によっておこり、2週間から3週間の潜伏期間をえて、発熱や発疹のほか、首のリンパ節の腫れなどの症状がでます。
発疹や発熱は3日程度で治るので「三日はしか」とも言われています。
風しんは、大人になってから罹ると重症になるほか、妊婦が妊娠初期に罹ると先天性風しん症候群を発症する恐れがあります。
※厚生労働省のホームページ<風しんについて

風しん抗体検査及び予防接種に係る費用の助成(風しんの追加的対策)
詳しくはこちらをごらんください。

麻しんについて

麻しんは、伝染力が極めて強く、容易に空気感染します。
その上、一旦発症するととても重症化しやすく、肺炎や脳炎を併発する危険性があります。
感染力が高いこと、治療薬がないことから、市では、唯一の感染対策である予防接種をお勧めしています。
※厚生労働省ホームページ<麻しんについて
予防接種法に基づき市が行なっている麻しんの予防接種については、次の市ホームページ「麻しん風しん混合(MR)について」をご覧ください。
(麻しん風しん混合ワクチンを使用しているため、同時に風しんの免疫もつけることができます)

エイズ(HIV)について

エイズは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染することによっておこる病気です。HIVの感染力は弱く、性行為以外の社会生活の中でうつることはまずありません。HIVは主に3つの経路で感染します。

  1. 性行為による感染
  2. 血液を介しての感染
  3. 母親から赤ちゃんへの母子感染

平成30年の日本国内におけるHIV感染者とエイズ患者の新規発生数は、合計で1,317件となっています。内訳は、新規HIV感染者数は940件(過去13位)、新規エイズ患者は377件(過去14位)となっており、累積での報告数は3万件を超えました。

福井県内でも、ほぼ毎年のように新規HIV感染者・エイズ患者が発生しており、 平成30年には2件(新規HIV 感染者2件)の報告がありました。エイズを発症してから感染に気付く、「いきなりエイズ」の患者が増加しています。(令和元年は0件)

詳しくはこちら エイズ予防情報ネット
HIV抗体検査日(健康福祉センター) エイズについてーエイズの相談・検査ー(県ホームページ)

エイズホットライン

HIV感染者やエイズ患者の方に対する相談窓口として、エイズホットラインが開設されました。
HIV感染やエイズについて悩みや相談のある方はお気軽にお電話ください。専門の医療関係者が相談に応じます。

【ホットライン番号】
電話:080-1953-2933

【受付時間(初めて相談される方)】
毎週月曜・火曜の午前9時から午後5時まで(祝日を除く。)

県のホームページ エイズホットラインを開設します!

肝炎ウイルスについて

国内のB型肝炎、C型肝炎 ウイルスの患者・感染者は合せて全国で300万人を超えていると推計されています。この肝炎ウイルスは、慢性肝炎から肝硬変、肝がんへと移行する可能性があります。また、感染者のうち大部分の者は自分が肝炎に感染していることを知らない状態にあることから、早い時期に感染の有無を確認し、感染者に対し適切な治療を行うことが必要です 。
肝炎ウイルス検査について、福井県肝炎ウイルス検査体制の強化について
医療機関における無料肝炎ウイルス検査の実施について

B型肝炎訴訟について

平成23年6月28日 国と原告団は和解の枠組みを定めた基本合意書に調印 しました。

B型肝炎訴訟についてのQ&Aや弁護団の連絡先が、厚生労働省のホームページに掲載されています。

厚生労働省ホームページ www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou/b-kanen/

B型肝炎訴訟に関する電話相談窓口の設置について

B型肝炎訴訟に関し、厚生労働省の電話相談窓口を平成23年10月11日(火曜日)より設置されました。
厚生労働省の電話相談窓口
電話:03-3595-2252
受付時間 9時から17時 (土曜日・日曜日・祝日を除く)

B型肝炎訴訟:乳幼児期に受けた集団予防接種での注射器使い回しによりB型肝炎ウイルスに感染したとして、各地の患者が国に損害賠償を求めている訴訟

関連リンク

福井県感染症情報
国立感染症研究所 感染症情報センター

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情報発信元 市民福祉部 健康増進課

受付時間
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