おしらせ

最終更新日 2023年11月20日

情報発信元 農林整備課

野生鳥獣の被害等に関するQ&A(農林整備課)

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インデックス

Q1:農作物の被害対策として、イノシシやニホンジカの捕獲ができませんか?
Q2:クマやイノシシ、サルを市街地で目撃しました。どうすれば良いですか?
Q3:ハクビシンやアライグマ等の中獣類が農作物を荒らしたり、家屋の軒下や屋根裏に潜り込んでいます。どうすれば良いですか?
Q4:近くでカラスが威嚇している場合はどうすれば良いですか?
Q5:スズメバチやヘビ等、虫や爬虫類による被害対策は行っていますか?
Q6:野生鳥獣が死んでいる場合はどうすれば良いですか?
Q7:野生鳥獣が怪我をしている場合はどうすれば良いですか?
Q8:サルが畑の農作物を荒らして困っています。どうすれば良いですか?
Q9:ロケット花火を使ったサルの追い払いについて教えてください。
Q10:サルを目撃したとき、ロケット花火を持っていなかったらどうすれば良いですか?
Q11:追い払おうとするとサルが威嚇してきます。襲われることはありませんか?
Q12:毎日サル追い払いのために待機することはできないのですが。

Q1:農作物の被害対策として、イノシシやニホンジカの捕獲ができませんか?

イノシシは「捕獲檻」、ニホンジカは「捕獲檻」および「くくりわな」による捕獲を実施しています。

ただし、侵入防止柵が整備されており、適切に管理されていることが基本条件です。

詳しくは鳥獣害対策事業についてのページをご確認ください。

Q2:クマやイノシシ、サルを市街地で目撃しました。どうすれば良いですか?

人身被害の恐れがありますので、農林整備課または警察署に通報してください。

  • 農林整備課 電話番号:0778-22-3008 (平日)
  • 越前市宿直 電話番号:0778-22-3000(土曜日、日曜日、祝日)
  • 越前警察署 電話番号:0778-24-0110

Q3:ハクビシンやアライグマ等の中獣類が農作物を荒らしたり、家屋の軒下や屋根裏に潜り込んでいます。どうすれば良いですか?

イノシシやニホンジカと同様に、小型檻による捕獲を実施しています(Q1のリンク先をご確認ください)。

(注)家屋に中獣類が侵入している場合、どこかに侵入口がありますので、その箇所を探して塞ぐ必要があります。軒下や屋根裏で燻蒸・燻煙式の殺虫剤を焚いて追い払いをした後、お近くの工務店等に工事を依頼してください。侵入口を塞がないと、再度中獣類が侵入することになります。なお、燻蒸、燻煙式等の殺虫剤を使用する際は、使用上の注意を守り適切に使用してください。

Q4:近くでカラスが威嚇している場合はどうすれば良いですか?

付近でカラスが巣を作り、子育てをしている可能性があります。できるだけカラスや巣へ近付かないようにして、無関心を装うことが重要です。やむを得ず付近を通行する場合は、傘や帽子で頭部を守りましょう。

詳しくはカラスによる被害の防止・対策のページをご確認ください。

Q5:スズメバチやヘビ等、虫や爬虫類による被害対策は行っていますか?

虫や爬虫類は野生鳥獣ではありませんので、農林整備課では対応を行っておりませんので、直接専門業者へお問い合わせください。

Q6:野生鳥獣が死んでいる場合はどうすれば良いですか?

公道(国道・県道・市道)上に動物の死骸がある場合は、南越清掃組合(電話番号:0778-22-2636)が回収しています。平日夜間や土曜日、日曜日、祝日で電話が繋がらない場合は、越前市宿直へご連絡ください(業者の対応時間を過ぎている場合、翌日以降の対応となります)。

農道・林道は各管理者へご連絡ください。

ペットとして飼っていた動物については、平日の日中に南越清掃組合へご相談ください。

カモシカ(特別天然記念物)の場合は、生涯学習・芸術文化課(電話番号:0778-22-7459)へご連絡ください。

(注)カモシカの角は黒色で尖っており、ニホンジカの角は茶色で枝分かれしています。

Q7:野生鳥獣が怪我をしている場合はどうすれば良いですか?

農林整備課が窓口となり、対応いたします。

カモシカ(特別天然記念物)の場合は、生涯学習・芸術文化課(電話番号:0778-22-7459) へご連絡ください。

鳥のヒナが巣から落ちている場合は、親鳥がヒナを助ける可能性があります。ヒナが怪我をしていない限り、安易にヒナを保護しないでください。ヒナを保護して持ち帰ることで親子を引き離すことになります。

Q8:サルが畑の農作物を荒らして困っています。どうすれば良いですか?

対策流れは以下のようになります。

  1. 畑周辺の環境を整える(エサとなる放任果樹の撤去や、草刈りによって見通しを良くすることで近づきにくくする)
  2. 畑を囲う(ネット柵や溶接金網柵と電気柵を組み合わせて、畑に入れないようにする)
  3. 追い払い(ロケット花火やエアガンを用いてサルを追い払う)
  4. 檻による捕獲

サルに限らず、畑周辺の環境が整い、集落内でケモノに対する防御体制が整って、初めて効果的な捕獲が可能となります。
(捕獲檻はケモノにとって「よく分からない警戒すべきモノ」なので、真っ先に美味しい畑の作物を狙います)

『周辺にサルが隠れることのできる茂みをなくし、畑にサルが入り込めないよう囲いをし、周囲で様子を伺っているサルを大きな音が出るもの等で追い払い、それでも農作物被害が止まらない状況で、捕獲檻を設置します。』

Q9:ロケット花火を使ったサルの追い払いについて教えてください。

【準備】

  • ロケット花火の発射台は、30センチ程度の筒に火避けを付けたものを作成し、ご利用ください。
    ロケット花火と発射台
    (発射台の作成例。クリックして拡大)
  • ロケット花火は、火薬部分にプラスチックの部品が付いたもの以外の購入をお勧めします。プラスチックの燃えカスによる火事の恐れがありますので使用については、ご注意下さい。

【ロケット花火の発射方法】

  1. 発射台にロケット花火を差し込み、ロケット花火の導火線に点火する。
  2. 点火して数秒でロケット花火が発射されるので、発射台をサル目掛けて構える。
  3. サルを追い上げつつ、山奥に逃げるまで1,2を繰り返す。

【ポイント】

  • ロケット花火は30メートルほど飛んでから爆発します。この爆発地点を、サルの頭上あるいは背後になるような位置でロケット花火を発射し、サルを怖がらせることが重要です
  • ロケット花火がサルの手前で爆発すると、サルは自分のいる箇所が安全だと思ってしまうため、逃げようとはしません。
  • 一人で追い払いをしても、サルは山奥でなく山沿いに分散して移動するため、追い払い効果が低くなります。複数人でロケット花火を発射し、山奥に追い上げましょう。
  • 畑から山中に入って追い上げをする際は、事故防止のため複数人で。無理はしないでください。
  • 乾燥注意報/警報が発令されている場合は山火事の恐れがありますので、ロケット花火の使用を控えるか、上空に向けて発射してください。

Q10:サルを目撃したとき、ロケット花火を持っていなかったらどうすれば良いですか?

自動車のクラクションや自転車のベルを鳴らす、大声を上げるなど、どのような形でも結構ですので、とにかくサルに対して威嚇をしてください。

目撃箇所が田畑や人家付近であった場合、何もせずに通過、あるいは逃げてしまうと、サルは人間は怖くないと学習し、それ以降安心して田畑や人家に近付いてしまいます。

Q11:追い払おうとするとサルが威嚇してきます。襲われることはありませんか?

イノシシやシカ等の野生獣類と同様、サルは本来人間を見かけると逃げる動物です。逃げずに威嚇してくるということは、過去の経験から「この場所の人間は追い払いをしてこないから安全だ」と学習している可能性があります。

サルが威嚇してくるからといって怖がらず、集団で根気よく追い払いを実施してください。「人間は怖いものだ」とサルに再学習させる必要があります。

ただし、以下の点に注意してください。 

  • サルから半径5メートル以内には近づかないでください。パニックになったサルが飛び掛かってくる恐れがあります。
    (注1)サルは一回のジャンプで水平距離5メートルを飛ぶと言われています。
    (注2)通常、ケモノは人間が近付くと逃げていきます。ですが、見通しの悪い場所において突然遭遇した場合、ケモノがパニックを起こしてこちらに向かってくる恐れがあります。

Q12:毎日サル追い払いのために待機することはできないのですが。

サルの情報発信/共有サービス『サルどこネット』があり、このサービスを利用すれば、現在サルがどこにいるか把握できますので、効率的な追い払いが可能です。

農林整備課にてサービスの登録ができますので、詳しくは『サルどこネット』でサルの出没情報を発信/共有のページをご確認ください。

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情報発信元 環境農林部 農林整備課

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