全国で相次ぎ老朽化した消火器の破裂事故が発生!
9月から10月にかけて全国で腐食が進んだ消火器を操作したことにより、消火器が破裂し受傷した事故が4件相次ぎ発生しました。
消火器は、消火薬剤の放射に必要な高圧力に耐えられるよう、国の定める規格により製造されていますが、耐用年数が過ぎた古いものや期限内でも風雨にさらされると腐食してガスを噴射する際の圧力に耐えきれなくなり、中身を出そうとレバーを操作することにより破裂する危険があります。
(事故事例)
大阪市:9月15日、小学生4年男児(10歳)が駐車場に置かれた消火器を触っていたところ破裂、一時重体となる。
福岡県:9月16日、男性(67歳) が自宅納屋にあった消火器を破棄するため中身を抜こうとして破裂、顔などに怪我をした。
このほかに9月末から10月上旬にかけて破裂事故があり、50代と70代の男性2名が怪我をした。
(事故原因)
いずれのケースも10年以上前の古い消火器で一部が腐食していた。
※日本消火器工業会によると一般用消火器の耐用年数は8年
(事故共通)
長期間、屋外の地面に直接置かれていた。
(対応策)
老朽化した消火器は、さわらずに、専門業者に処理を依頼する。(有料)
老朽化消火器の事故を防止するために次のことに注意してください。
1 消火器が風雨にさらされる場所や湿潤な場所等に設置されていないかを確認するとともに、消火器の状態を点検し、腐食が進んでいるものは、絶対に使用しないでください。
2 不用になった消火器については、放射、解体等の廃棄処理を自ら行うことなく、回収を行っている事業者や最寄りの消火器販売店に廃棄処理を依頼してください。特に、腐食が進んでいる加圧式の消火器は、容器破裂の危険性が大きいので、速やかに廃棄処理を依頼してください。
廃消火器の連絡・相談窓口について
※ご自宅の消火器を下記の5項目により点検してください。
1.設置場所が腐食しやすい所(多量の水・蒸気があるところ)でないか。
2.底部や溶接部に、塗装が剥離して錆が発生していないか。
3.ホース取り付け部の緩み、錆、腐食が発生していないか。
4.キャップに、あばた状の腐食・ヒビ割れ・メッキの浮きなどが見られないか。
5.本体に、へこみ・変形が見られないか。



