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発掘調査新着情報

更新日 2017年8月25日 情報発信元:文化課

 

市役所発掘調査情報 最終

 発掘が8月7日が終了しましたので、平成29年7月22日に現地説明会開催後の概要をお知らせします。 

  • 石垣の発掘
    石垣の総延長は35mあることが確認されました。
    調査範囲北側の発掘のために通路として使用していた部分を北方向に掘り進めたところ、高さ1m、長さ5mの石垣を検出しました。 
  •  石垣の断ち割り等の調査
    石垣の年代は、今のところ特定できておりません。
    石垣(高さ3.5m、長さ9m)を調査のため除却したところ、裏込めから、コビキA瓦(16世紀~17世紀前半)を発掘しました。
    なお、石垣(高さ1~3.5m、長さ35m)は、裏込めから遺物は発見されませんでした。

  •  二層目の攪乱箇所の調査
    調査範囲東側の攪乱箇所の下(基準点から約2.6m下)2箇所(10㎡、20㎡)から、穴群を確認し一部の穴から遺物(須恵器、布目瓦、かわらけ)が見つかりました。なお、大型の柱穴や配列を伴う穴はありませんでした。

 今後、遺物の整理や文献等の調査(29年度 洗浄、注記、接合 30年度 接合、復元、実測 31年度 実測、写真撮影 32年度 写真撮影、報告書原稿作成)などの過程を経て報告書を作成します。なお、遺物については整理ができたものから順次、武生公会堂記念館で展示をしていきます。

 断割り  張り出し部断割り調査状況

延長石垣 張出し部除却後と石垣延長部(黄色矢印部分)、撹乱部分下ピット群(赤矢印部分)

撹乱部分下 撹乱部分下の作業風景

市役所発掘調査情報 平成29年8月15日号

 毎月15日に、前月の発掘調査情報を更新します。

 7月は、第二層目の調査がおおむね終了したため、7月22日(土曜日)に調査状況の現地説明会を開催しました。当日は非常に暑い中、約130名の方に参加いただき、みなさん熱心に聞き入っていました。
 第二層目からは、主な遺構として石垣、池状遺構、礎石群などが検出されました。石垣については、中央部に張り出し部分が見られましたが、背後にも石列が見られています。そのことから、付け加えられたものと推測され、現地説明会終了後張り出し部分を取り除き、背後の石垣を記録保存するとともに、石垣の構造や造られた年代を明らかにするための断ち割り調査を行いました。

現地説明会写真1 現地説明会写真2

現地説明会資料(2回目)(PDF形式 635キロバイト)


市役所発掘調査情報 平成29年7月15日号

 毎月15日に、前月の発掘調査情報を更新します。

 6月は、第二層目の調査を進めました。第一層面を取り除いたところ、焼土が広く堆積していました。この焼土を少しずつ人の手によって取り除きながら調査を進めたところ、第一層面から30~50㎝掘り下げた地点から第二層面の遺構面が検出されました。
 今回進めた第二層目の調査状況の現地説明会を7月22日(土曜日)に開催する予定ですので、ぜひお越しください。

調査状況写真12 調査状況写真11

市役所発掘調査情報 平成29年6月15日号

毎月15日に、前月の発掘調査情報を更新します。

5月はこれまで調査を進めてきた第一層面の測量などが終了しました。その後、新たに第二層面の調査のため、第一層面を取り除きました。現在は、第二層面の遺構、遺物の検出に向けて、調査を進めているところです。

調査状況写真9 調査状況写真10

市役所発掘調査情報 平成29年5月15日号

 毎月15日に、前月の発掘調査情報を更新します。
 これまで調査を進めてきた第一層面が一区切りしたため、5月7日に現地説明会を開催しました。当日は約50名の方が参加され、熱心に聞き入っていました。
 第一層面からは、主な遺構として堀跡、石垣、礎石、石組遺構、石組溝などが検出されました。また、遺構に伴うものではありませんが、掘削土中や表土層から、五輪塔や笏谷石の鬼瓦が出てきています。
 今後は、第二層面まで掘削を進めていく予定です。

現地説明会写真 現地説明会写真2

 現説資料(PDF形式 1,577キロバイト)

市役所発掘調査情報 平成29年4月15日号

 毎月15日に、前月の発掘調査情報を更新します。今回は、3月の調査状況をお知らせします。
 3月は、冬季休工期間が終わり、調査作業を再開して調査範囲を北へ広げていきました。

 新たに広げている調査区からは、10月に報告したような、過去にあった建物のコンクリートの基礎ブロックが新たに出てきたため、撤去作業を行いました。また、1区から北へ広げた調査範囲から、石垣の一部が見つかりました。遺物の出土が少なく時代などはまだ詳しく分かりませんが、江戸時代のころのものと考えられます。近現代の開発により石垣は壊されてしまい、一部しか残っていないようです。
 今後は、新たに広げた範囲の調査を進め、1区、2区と同じ高さまで掘り進めていく予定です。

基礎コンクリート除去作業写真 (写真1)コンクリートブロック除去作業

調査状況写真8 (写真2)石垣の一部を検出した様子

調査範囲図画像 調査範囲図

市役所発掘調査情報 平成29年3月15日号

 毎月15日に、前月の発掘調査情報を更新します。今回は、2月の調査状況をお知らせします。
 2月は、1月に引き続き冬季休工期間のため、これまでの調査で出てきた遺物の整理作業を進め、あわせて、市民ホール、生涯学習センター、東公民館の解体工事での立会調査を行いました。

遺物の整理作業
 これまでの調査区からは、遺物整理箱約50箱分の遺物が出てきています。桟瓦やガラス片といった近・現代の遺物や、越前焼、かわらけ、須恵器などの土器類など幅広い年代の遺物が見つかっています。中でも、特に石製品が多く出てきています。2月は、これらの出土した遺物を、1点ずつ手洗いによる洗浄を進めているところです。今後は遺物の注記(※)や接合・実測などに入り、整理作業を発掘調査作業と並行して行っていく予定です。
遺物写真 遺物写真2
※注記とは、出土した遺跡、年月日や遺構などを遺物に記入する作業です。

建物撤去に伴う立会調査
調査範囲図
 市民ホール、生涯学習センター、東公民館の解体作業が終了しました。この作業における新庁舎建設予定地と重なっている部分の基礎を撤去するときに立会いました。上の図をご覧いただくと、赤枠で囲まれた部分が新庁舎建設予定地であり、黄色の部分が市民ホール、緑の部分が生涯学習センター、青色の部分が東公民館のあった場所です。それぞれの建物の基礎の深さは、3.5mから5mでした。これらの基礎は、旧図書館のように柱の部分だけを掘り起こし、基礎を布設したものと異なり、建物全体部分を掘り起こして布設されていることがわかりました。既に発掘調査を行っている部分の深さから見ると、遺構が検出された最も浅い部分で60㎝で、最も深い部分で2mであることがわかっています。このため、遺構が存在すると思われる部分は、過去の基礎工事の際に既に掘削されており、立会のときには遺構は確認できませんでした。このことから、調査範囲から既存の建物のあった部分は除外し、今後は、赤色に塗られた部分の調査を行います。

市役所発掘調査情報 平成29年2月15日号

 毎月15日に、前月の発掘調査情報を更新していきます。今回は、1月の調査状況をお知らせします。
 1月は、12月まで進めた調査をいったん終了し、冬季休工期間に入りました。休工期間中は、生涯学習センタ―、市民ホール、旧武生東公民館の解体工事の立会いを随時行い、地下に遺跡が残っているかどうかの確認をしました。

生涯学習センター・市民ホール解体工事の様子
 生涯学習センター・市民ホールの建物跡地には、地中深くまで建物基礎が入っていました。更にその下には、ラップルコンクリートが施工されており、約4メートルの深さまで建設当時の工事による掘削が及んでいました。そのため、建物跡地には遺跡が残っている可能性は低いことが分かりました。今後は、解体工事の進捗と調整しながら、調査を再開し進めていく予定です。
 調査状況写真5  調査状況写真6

 調査状況写真7

今立ふれあいプラザの解体工事の様子
 今立ふれあいプラザは、複合施設(今立総合支所)建設のため現在の建物の解体工事が実施されました。この場所は周知の埋蔵文化財包蔵地には含まれていませんが、解体工事の際に試掘を行い遺跡の有無を確認しました。その結果、建設予定地内では遺跡の存在は確認できませんでした。

 今立ふれあいプラザ

市役所本庁舎発掘調査情報 平成29年1月15日号

 毎月15日に、前月の発掘調査情報を更新します。今回は、12月の調査状況をお知らせします。
 12月の調査では、11月に進めた1区(市役所別館北側)と2区(本庁舎北側)の調査を更に進めました。以下、調査区ごとに紹介します。

1区の概要
 この調査区では、石垣が存在するかどうかを確認するため更に掘り進めました。出土状況を見ると、石は崩落した状態で、石垣が組まれた状態のものは確認されていません。一部階段状に積まれた石の遺構が見られましたが、どのような用途のものかはまだ分かりません。今後更に調査を行っていきます。
 1区の西側では現状の地盤から掘り下げて調査を行っており、石敷きの遺構が出てきています。これらは2区の調査区の石敷きの遺構と同じ高さにあたり、同じ時代のものと考えられます。
 1区写真 計画図

2区の概要
 この調査区では、11月の調査で現状の地盤から約60㎝掘り下げた面から石敷きの遺構が見つかっています。今回、更にこの面の調査を進めたところ、溝状に並んだ細かい石敷きの遺構が確認されました。これは、かつての排水目的の溝の跡ではないかと考えられます。また、調査区の中央付近からは大きめの石が出てきています。これらの石は、現在のところ並んでいる様子は確認できませんが、かつてこの地に建っていた建物の柱を支えるための礎石や地固めの石ではないかと考えられます。更に、井戸の跡も出てきており、この井戸の中には新しい時代の瓦が大量に捨てられていました。
2区調査区

今後の予定
 1月中旬に一旦冬季休工に入り、3月ごろから調査を再開していく予定です。なお、この間にこれまでの調査で出てきた遺物の整理や、図面の整理などを行っていく予定です。
 

市役所本庁舎発掘調査情報 平成28年12月15日号

 今月から前月の発掘調査情報を翌月の15日に更新していきます。今回は11月の調査状況を公開します。
 本年度行う発掘調査の範囲を、1区と2区に分けて実施しています。1区は、市役所別館北側で、2区は本庁舎の北側部分です。以下、調査区毎に紹介します。

1区の概要
 この調査区では、現状の地盤(駐車場の面)から深さから2から3.5mまで掘り進めています。この付近は本多館の堀にあたる部分と想定しています。現在のところ、大きさ40㎝から60㎝程度の石が見つかっています。この石は明るい茶色の流紋岩と呼ばれる石で、越前市では石垣の石として知られています。写真のとおり整然と積み上げられた状態ではありませんが、石垣の石であると考えています。その証拠として、流紋石が出土した北側から、15㎝程度の河原石が多く見られることです。この石は、石垣の裏に詰められた「栗石(ぐりいし)」と考えられ、これは石垣の裏面に充填されるもので、土圧を軽減したり、内部に浸み込んだ水を排水させるための効果があるものです。
 流紋岩の出土状況から、石垣の石を廃棄したか、あるいは石垣が崩壊した部分であることが考えられます。今後、この石を取り除き積み上げられた石垣が存在するかどうか確認を行っていきます。
1期分写真

2区の概要
 こちらの調査区では、現状の地盤から約60㎝掘り下げた面での調査を行っています。現在、遺構の検出作業を行っています。下の写真の中に白線で囲まれた部分が遺構が存在すると考えられる部分です。この部分面を「じょれん」と呼ばれる鍬や「ガリ」と呼ばれる鎌を使って、地面の表面をきれいに削っていくと、遺構が有る部分は、他の部分と比べると土の色や種類が異なっています。白線は、土の色の違いを分かり易くするために書かれています。今後、この部分を掘り下げる作業を行います。
 地面を見ると、ところどころに赤い土の部分が見つかっています。この土は「焼土(しょうど)」といって土が火による熱のために赤くなったものです。この土に中には、炭のかけらなども混じっています。 
 江戸時代を通じて府中では、大きな火事が何度も起きています。資料で確認できるだけでも9回あり、特に大きかったものは、宝暦、明和、嘉永に起こっています。『武生市史』概説編には詳細に記されています。
2期分写真

市役所本庁舎発掘調査情報 平成28年11月22日

本年度調査予定地区の2区(本庁舎北側)の調査に取りかかりました。
現在、遺構があるかないかを探す検出作業を行っています。

2期調査区

市役所本庁舎発掘調査情報 平成28年11月2日

 今年度調査区部分の東側(別館北側)を1区、西側(本庁舎北)を2区として調査を行っています。
 東側調査区では、
  明治時代以降に整地のために埋め立てた土を取り除きました。現在、明治時代以前の層に遺構がないかを探す作業を行っています。
  sagyoufuukei

 西側調査区では、
  調査区の壁面崩落防止のための山留工事が完了し、これから表土の除去作業に入ります。
  yamadome

 

市役所本庁舎 発掘調査情報 平成28年10月17日

 市役所本庁舎の発掘調査について、10月11日から手作業による発掘調査を開始しました。
 現在、表土を取り除いた東側部分で遺構の検出作業をおこなっています。掘り下げている場所は、過去の開発によって埋め立てられた場所と考えられ、中からは現代の瓦片やガラス片などのほか、少量ではありますが江戸時代後期の瓦片も出土しています。今後、少しでも多くの遺構や遺物が見つかることを期待し、地道な手作業による発掘調査を行っていきます。

chousafuukei

市役所本庁舎建設に伴う発掘調査を行っています。平成28年10月5日

 8月29日から市役所本庁舎の駐車場で、新庁舎建設予定地の発掘調査を行っています。
 現在、地中に埋設されていた配管の敷設替えや崩落防止のための山留工事が終了し、重機による表土の除去作業を行っています。表土は現代の盛土で、この中からは図面にも残っていない浄化槽跡やコンクリートの基礎が見つかり、その除去作業中です。
 今後、文化課では、発掘調査の進展に合わせ、調査の状況を随時トピックスで紹介していきます。

chousajoukyou

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