上下水道

最終更新日 2023年11月27日

情報発信元 上下水道課

水道Q&A 水質編

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→水道水のトラブル解決法(全国給水衛生検査協会のHP)もご覧ください。

Q4-1 それまでは異常なかったのに、突然赤い水が出はじめた
A 火災による消火活動や水道工事による断水のため、急激に水の流れが変化し、
管の内部に付着した鉄サビが流れ出る場合があります。このようなときはしばらく水を出し様子をみてください。
長く続くようでしたら水道課(電話番号:0778-22-7918)までご連絡ください。
(注)水道工事による断水については、あらかじめチラシなどでお知らせしています。

Q4-2 朝の使いはじめに少し赤い水が出る
A 家の中の水道管などに水が溜まっていたため発生した鉄さびなどが、流れ出たものです。
しばらく水を出しておくときれいな水になります。

Q4-3 いつも赤い水が出る
A 家の中の水道管に鉄サビが発生しているため、家の中の配管を取り替える必要があります。
指定給水装置工事事業者に依頼し修理してください。

Q4-4 赤い水を飲んでしまった
A 鉄は1日に10から20ミリグラムが必要とされる成分です。
鉄による少量の赤水を飲んでしまったとしても、鉄は人体への吸収率が低く、大部分が体外に排出されますので、ただちに有害というわけではなく特に心配はいりません 。

Q4-5 水道の水が塩素(カルキ)臭い
A 安全な水道水をお届けするため、塩素による消毒をしています。
どうしても塩素のにおいが気になるときは、水を煮沸するとにおいはなくなります。

Q4-6 蛇口から白く濁ったような水が出てきた
A 水道管の中に入った空気が、無数の小さな泡になって水の中に混じったものです。
しばらくすると泡は消えます。そのまま使っていただいても差し支えありませんが、
改善されない場合は水道課(電話番号:0778-22-7918)までご連絡ください。

Q4-7 やかんや加湿器の口に白いものがつく
A 水道水の中にはカルシウム・マグネシウムなどのミネラル分が含まれており、
水分が蒸発すると成分だけが残るため、やかんや加湿器の口など水の蒸発や乾燥が繰り返される部分に付着して白くなります。 
健康上の悪影響はありません。

Q4-8 水道水の中に病原性大腸菌O157は入ってるのですか
A 病原性大腸菌O157などの大腸菌は、水道水から検出されてはいけないことが水質基準によって定められています。
病原性大腸菌は塩素消毒で死滅するため、水道水は塩素による消毒をし、
お客さまの蛇口までその効果を維持したままお届けしています。

Q4-9 O157ってなに?
A 家畜や人の腸内に存在する大腸菌には種類があり、ほとんどのものが無害ですが、
人に下痢などをもたらすものもありこれを病原大腸菌といいます。
そして、病原大腸菌の中には毒素を産生し出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)
を起こす腸管出血性大腸菌と呼ばれるものがあり、「O157」はこの一種です。
菌に汚染された飲食物を摂取したり、感染した人や家畜の糞便に含まれる菌が口に入ることによって感染し、腹痛や下痢を引き起こします「O157」は熱と塩素に弱いため水道水の塩素消毒で十分死滅します。

Q4-10 水道水には、発ガン性物質のトリハロメタンが入っているのですか
A 川などの水には、植物が枯死し、分解したときにできる腐植質や排水などの中にある有機物質が含まれています。
水道水を作る過程で塩素処理を行うと、これらの物質と塩素が反応してトリハロメタンができます。
越前市の水道水中に含まれる総トリハロメタン量は、常に水質基準値の0.1ミリグラムパーリットル以下であり、安全性に問題はありません。
なお、発ガン性物質に対する水質基準は、生涯に渡り水を飲んでも人の健康に影響が生じない基準をもとに定められています。

Q4-11 トリハロメタンってなに?
A 浄水場で消毒のために使用される「塩素」と原水中の「有機物」が反応して生成される物質を消毒副生成物といいます。
「トリハロメタン」はその消毒副生成物の一種で、一部発ガン性の疑いがあると言われています。
その発生量は、塩素投入量や原水中の有機物の量に比例します。水道水でいう「トリハロメタン」には、クロロホルム、ジブロモクロロメタン、ブロモジクロロメタン、ブロモホルムの4種類があり、
その合計量を「総トリハロメタン」といいます。
Q4-12 水質基準はどうやって決まっているのですか
A 水質基準の項目や基準値は、WHO(世界保健機関)の飲料水水質ガイドラインを参考に、
健康状況等に関する研究・調査・諸外国の基準値や検査技術などを総合的に検討し、厚生労働省が決めています。
このため、全国で同じ基準となっています。

Q4-13 受水タンク方式の水質管理はどのように行われているのですか
A 受水タンクは建物の所有者または管理者が設置するもので、その設置者が管理することになっています。
このうち受水タンクの容量が10立方メートルを超える施設については、水道法により簡易専用水道として、保健所への届け出、定期清掃、指定機関による検査などが義務付けられており、指導・監督等は保健所が行っています。なお、10立方メートル以下の小規模貯水槽水道は管理者の方々が責任を持って点検してください。

Q4-14 水道管は時々洗浄しなくて大丈夫ですか
A 普段の生活の中で毎日水道を使用されていれば問題ありません。
しかし、長期間水道を使用しないで水道水が管の中に溜まっていた場合は、
水質が変わってきますので、水道を使用する前にしばらく水を出してから使用してください。

Q4-15 塩素による消毒は安全なのですか
A 塩素は水道水を消毒するためのものです。この濃度では、病原菌等に対しては消毒効果がありますが、人に対しては影響はありません。

Q4-16 おいしい水を飲むためにもっと塩素の濃度を低くしてもらえませんか
A 水道法によって、お客さまの蛇口からでる水の残留塩素を0.1ミリグラムパーリットル以上確保するよう義務付けられています。
これによって水系感染症の予防に効果をあげています。
水道課では、お客さまに安全でおいしい水を飲んでいただくため、安全を確認しつつ
必要最小限の残留塩素が保たれるように努めています。

Q4-17 一般家庭の水質検査はしてもらえるのですか
A 水道課では通常、一般家庭の水質検査は行っておりませんが、
水道水に明らかに異変が生じた場合は、水道課(電話番号:0778-22-7918)もしくは
村国浄水場(電話番号:0778-23-5597)へご連絡ください。
定期的な水質検査等は、専門業者にご依頼ください。(水道課では業者のあっせん等は行っておりません)

Q4-18 浄水器は必要なのですか
A 水道水は、水道法に基づいた水質基準を満たしておりますので、そのままでも安心してお飲みいただけますが、浄水器を使用される場合は、その機種の特性をよく知ったうえでご使用になることをお勧めします。
なお、器具内に滞留した水は塩素がなくなるため、雑菌が繁殖しやすくなることがありますので、十分にご注意ください。

Q4-19 浄水器の訪問販売で、水道水に薬品を入れると水の色が変わるのをみて不安になりました。水道水はだいじょうぶなのですか。
A 水道水に含まれている塩素と反応する薬品を入れて、水の色を変化させ、水道水に有害なものが含まれているような不安感を与え浄水器を販売する事例が見られます。
(この反応は水道水が危険であることを示すものではありません。)十分お気をつけください。

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情報発信元 建設部 上下水道課

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