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府中まちなか博物館

更新日 2011年8月4日 情報発信元:商業・観光振興課

まちなか博物館について

 北陸本線JR武生駅を降りて、西へ歩いて数分。国府が置かれてから、歴史と文化を受け継いできたたたずまいを残します。越前市の「まちなか」を歩くと、数多くの寺社仏閣、古い建物や商い、こだわりのコレクションを展示してある風景に出会います。その中の18の建物などを「まちなか博物館」に指定し一般公開しています。マップを手に、越前市の魅力を再発見してください。

※お願い※
まちなか博物館は、一般的な観光施設ではなく、館長さんの協力により運営されています。予約が必要であるものや、公開日が指定されているものもありますので、見学される方はご理解お願いします。

まちなか博物館マップ(PDFファイル)

まちなか博物館マップ(全体図)はこちら

越前市観光案内はこちら

越前市府中まちなか博物館一覧

1 旧武生製紙所(たけふせいししょ)
2 満る久鮮魚店(まるきゅうせんぎょてん)
3 丈生幼稚園(じょうせいようちえん)
4 旧井上歯科医院(きゅういのうえしかいいん)
5 熊川邸(くまかわてい)
6 旧武生郵便局(きゅうたけふゆうびんきょく)
7 ギャラリー越乃蔵(ぎゃらりーこしのくら)
8 大塚呉服店(おおつかごふくてん)
9 府中町屋倶楽部(ふちゅうまちやくらぶ)
10 MODE大井ビル(もーどおおいびる)
11 南越履物(なんえつはきもの)
12 越前市武生公会堂記念館(えちぜんしこうかいどうきねんかん)
13 田中時計店(たなかとけいてん)
14 旧北川医院(きゅうきたがわいいん)
15 ちひろの生まれた家記念館(ちひろのうまれたいえきねんかん)
16 苗田提灯店(なえだちょうちんてん)
17 キリン刃物博物館(きりんはものはくぶつかん)
18 木工房 蔵(もっこうぼう くら)

 

No. 博物館名 所在地 電話番号 館長名
 特徴等・公開日《休館日》・予約の有無等・画像
1 旧武生製紙所 北府二丁目8-12 0778-22-0760 加藤覚太郎
武生製紙所 明治39年に建築された旧武生製紙の長屋門は、県内最大級で、当初は従業員の寄宿舎として利用されていた。同じく同年に建築された旧武生製紙所事所は、寄棟造りの洋風建築で正面の瓦は当時の名工作の貴重なもの。
 毎日(外観のみ)、敷地内立ち入り可。
2 満る久鮮魚店 本多二丁目1-11 0778-22-0425 西谷宗孝
満る久鮮魚店 ガスで鮮魚を焼くことが一般的となった今日、今では数少ない炭火焼の店。
そこには昔ながらの手法を頑なに守り続ける主人のこだわりがある。
 《日曜日》 店頭で鮮魚を焼く時間帯は、午前9時頃及び午後4時頃。
3 丈生幼稚園 京町三丁目3-5 0778-22-0625 八耳哲雄
丈生幼稚園 明治32年頃福井市に建築された福井県警察部庁舎を、大正13年引接寺に移築改修し幼稚園として活用。和風と洋風が混在した明治後期の建築。当時としては斬新なデザインの園舎である。国の登録文化財指定。
 毎日(外観のみ)、柵内立ち入り不可。
 内部見学は平日(3時から5時)、土曜日、日曜日で要予約。
 希望があれば、引接寺の庭、行在所、玉座等も見学可能(要予約)
4 旧井上歯科医院 京町三丁目1-35 0778-22-0104 井上昌幸
井上歯科医院 明治37年に建てられた木造2階建ての洋風建築。外壁全面を石積に似せたモルタル塗りで仕上げており、防火性能を重視した建物。当時の左官技術をいかんなく発揮している。国の登録文化財指定。
 毎日(外観のみ)。敷地内立ち入り不可。
 
5 熊川邸 深草一丁目5-24 0778-22-3007
越前市観光振興課
熊川雅子
熊川邸 通りに面して左右に蔵を持つ長屋門の構成は、伝統的な住宅の整った構えを見せている。良く手入れされた白漆喰と黒の目板嵌の板壁のコントラストも美しい。また母屋も質の高い昭和初期の、木造住宅である。
 毎日(外観のみ)。敷地内立ち入り不可。
6 旧武生郵便局 蓬莱町3-6 0778-21-2988 村上幸雄
武生郵便局 大正3年に新築され、昭和4年に新局舎が建築されるまでの約15年間武生郵便局として使用された。平成11年に復元的改修工事がなされた。近年少なくなった下見板張り洋風建築。屋根の降り棟鬼瓦に「〒」マークがある。登録文化財指定。
 毎日(外観のみ)。内部見学は午前9時から午後4時で要予約。
7 ギャラリー 越乃蔵 蓬莱町3-23 0778-21-3987 山本文夫
越乃蔵 近所の蔵を譲り受け、現在地に移築。館長さんが長年に渡り集めた櫛やかんざしなど女性の装いの品が数多く展示されている。
 開館時間午前8時から午後5時。《月曜日及び第3日曜日は休館》
 入館料200円。
 
8 大塚呉服店 蓬莱町3-12 0778-22-0010 大塚和良
大塚呉服店 町屋では蔵を背後に持つ構成が多いが、この呉服店は主屋の左に蔵を配置している。平入の主屋は起くり(上に凸)のある屋根を持った重厚な構えであるが、随所に細かな気配りを持っている。
2階の窓の採光にも配慮した大きな看板も見逃せない。
 毎日。
 
9 府中町屋倶楽部 蓬莱町5-10 0778-22-0131(松井) 藤井一郎
府中町屋倶楽部 薬屋、産婦人科医院として使われていた建物を、地元市民団体「府中町屋倶楽部」が借り受け、自らの手で整備再生した。漆喰の外壁から張り出す袖宇卯建も甦り、中にはレトロな薬の看板も配置されている。
 毎日(外観のみ) 内部見学は要予約。
 1回2000円での利用も可。
10 MODE 大井ビル(白き妖精の館) 元町1-23 電話0778-22-0210
FAX0778-22-0742
大井弘行

大井ビル 洋装の大井<大井洋装店>は、全国的にも稀なる例として江戸時代には、「大井商廛(おおいしょうてん)」と「志保や(しほや・しおや)」の複数の屋号を用いており、呉服と塩の卸小売の二業種を営んでいた。その後、明治初期には改名した「大井呉服店」で慕しまれた老舗店である。現在の建物は、東京の三越百貨店を夢に、現館長の祖父大井藤助が大正末期よりプランを練り、昭和7年に完成。ルネサンス建築を基本にした「近世復興式」と呼ばれる欧風建築で、地方都市では大変貴重な建物である。設計は東京帝大建築科卒で、近代建築設計の巨匠と伝わる久野節・久野設計事務所。建物構造は、鉄筋コンクリート陸屋根造り3階建で、古典主義を取り入れた近代建築である。日本古代建築の流れを引き継ぐ「方除」があるのも珍しい。当時の建物としては北陸でも群を抜いている耐震性がある。開店当時の正式名は代々使用の商紋含め「大井百貨店」(通称「大井デパート」)で、武生の名物店として盛況を博したものであるが、MODE大井ビル<白き妖精の館>の建造物の横の通りは、「大井ビル横丁通り」として親しまれてもいる。更に大井ビルの後ろには、地続きで大井家の木造住居があり、福井県の「ふくいの伝統的民家」としても認定されている。

商紋 商紋2 MODE大井ビル

 

江戸期から使用されている大井家の山との「商紋」と
江戸期からの使用の大井家の「丸に剣片喰」の家紋で二つの紋を使用したもの。
 

  「商紋<しようもん>」の事を時として「屋号印<やごうしるし>」とも呼称するが、正式名は、「商紋<しようもん>」と呼称するのが正しい。江戸期より使用の大井の「商紋」は、 「へ」と「と」を重ねた<やまと>である。大井家は江戸期より大井の氏名を持ち、丸に剣片喰の家紋も併せて江戸時代から使用していた。大井藤助の名は、代々にして世襲の名であり「商紋」のデザインは、基本的に流れの中核でもある。

 日本では、古来より奥深い山々に対する深い山岳信仰があった。特に高い山には祖霊が住み、時々は尋ねては、子孫の様子を垣間見る。御家が一大事在る時は山から降りて指導するという。山は、祖霊の居所でもあり、霊地でもある。特に形の美しく、一際高い山は、祖霊の地である。
 大井家の商紋の基本は山紋<やまもん>であるが、山紋の下に平仮名の「と」の字を描きて「山との紋」と呼称したものである。
 「と」の字の謂れは、昔より「大井藤助」の名を明治末頃迄は襲名致しており、氏名は大井家の名を少なくても江戸初期より名乗り遠祖は、「藤原」とも伝わりて、「藤助」の名を襲名していた経緯があるもの。標題としては「正直段」の三文字を暖簾に大きくも染め掲げた木版画の記録もあり、理念としては「正直一筋」の商風が今も吹いている。

 大井家の商紋の読み方は色々ある。披露すると次の通り。
山にと、山形にと、山にとの紋、山形にとの紋、山との紋でありますが、特にして有名なる呼称としては「山との紋」であり、「山と」は古来より「やまと」に通じるという。
 「山紋」を図案化すると「へ」の字の形になる。昔よりの口伝謂れとしては、「山の戸口」・「山の扉」とか申して神々の住む「山」に通じる「と」であると伝わる。

 店内には県内に一つしかないといわれる明治初期の木版画や、江戸時代使用の商紋入りの陣笠、昭和初期使用のアメリカ製特注7部門金銭登録機等が展示されている。また、ショーウィンドウの中には、著名な洋画家「東郷青児」が作ったものとして唯一現存するというマネキンが飾られている。和紙と板甫牡蠣の胡粉が使われた美しいもので、MODE大井ビルが「白き妖精の館」とも言われる所以である。                                                          

 現在は「洋装の大井<大井洋装店>」で小売業を「大井商会」の名で卸を営みている。

毎日 開館時間午前10時から午後4時。5名以上の見学は要予約。

11 南越履物 蓬莱町7-2 0778-22-0647 中村一栄
南越履物 明治45年に建築された2階建を、昭和5年頃に添え柱を付加して3階を増築し、さらに間口幅いっぱいの大きな妻を東側の屋根上に増築した数少ない木造3階建の建物。戦時中は3階を軍事工場の寄宿舎として貸していた。
 登録文化財指定。毎日(外観のみ)。
12 越前市武生公会堂記念館 蓬莱町8-8 0778-21-3900 市教育長
公会堂記念館 昭和天皇即位の御大礼記念行事として昭和4年に完成した。当時の新しい幾何学模様のデザインで建てられ、建設費は武生町民の寄付などで賄われている。用途変更に伴い、内部では1階ホールと2階の貴賓室に新築時の姿を留めている。
 現在は、郷土の歴史、美術、民俗等に関する資料を収集、保管、展示する場として活用されている。登録文化財指定。
 月曜日を除く毎日。但し祝日の翌日と年末年始及び展示替の期間は休館。 (開館時間)午前10時から午後6時。
 常設展・館蔵品―無料。特別展―有料。
13 田中時計店 元町1-3 0778-22-0721 田中栄子
田中時計店 伝統的な町屋の構えを見せるが、正面左に腰に白いタイルを貼ったショーウインドーや、洋風デザインを持った内部の木製カウンターが、時計店という新しい業種の店構えを良く示している。店内のドイツ製大型時計は、昭和初期のもので今まで一度も修理をしたことがなく、未だに時を刻んでいる。
 月曜日から土曜日 (開館時間)午前9時から午後6時。
14 旧北川医院 若松町1-38 0778-24-0112 並河寿子
北川医院 大正2(1813)年の大火で類焼し、翌大正3年に新築された。玄関の瀟洒なポーチは後の改造で、当初はがっちりとした造りの車寄せが設けられていた。仕上げの異なる左官仕上げで外壁を構成し、全体に軽やかなデザインを見せる洋風建築である。
 毎日(外観のみ)、敷地内立ち入り不可。
 
15 ちひろの生まれた家記念館 天王町4-14 0778-66-7112 岩端るみ子

ちひろの生まれた家記念館 絵本画家いわさきちひろは、この家の離れでうまれた。ちひろの母文江が住んでいた当時を伝える板壁や箱階段等大正時代を復元するため、慎重に改修を行い、町屋風の記念館として再現した。大正時代のおもかげを残した建物内部とちひろの絵本・絵画など、当時の文化・生活を知る上で貴重な資料である。
 
  定休日:月曜日のみ(※但し、1月から2月は月曜日から金曜は日休み)
開館時間:火曜日から金曜日 午後1時から4時
       土・日・祝日 午前10時から午後4時
  入館料:中学生以上 200円

16 苗田提灯店 御幸町1-24 0778-22-4469 苗田英二
苗田提灯店 提灯の手作りの店。「竹を丸める→型にかける→紙を貼る→模様入れ→完成」という一連の作業のすべてを手作りで行っている店は県内でも珍しい。全て受注生産。越前町の剣神社に納めた直径3尺5寸高さ約10尺の提灯は、北陸最大級。
 毎日。
17 キリン刃物博物館 あおば町2-25 0778-21-3854 飯田保孝
キリン刃物博物館 越前市の伝統産業である越前打刃物の代表的な問屋。鍛治技術を受け継いだ鍛治屋が多くあるなかで、鍛治から製造卸まで一貫して営業する体制に変え、今日のスタイルの原形ができた。約50年前に小学生が描いた鍛治屋の風景画や、世界各地の麒麟(想像上の動物)の写真など興味深い。 麒麟のマークはキリンビールの創業より古い。
 毎日。 内部見学は要予約。
18 木工房 蔵 武生柳町10-1 0778-22-0995 竹内敏博
蔵 呉服店の蔵として昭和4年に建築されたものを平成2年に譲り受け、1階は手作り家具のギャラリー、2階は蓄音機のオーディオルームとして利用。約3000枚のSPレコードや手回しの蓄音機など、家具も音も手作りでという館長のこだわりが見られる。
  毎日。 内部見学は要予約。

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