まちなか博物館について
北陸本線JR武生駅を降りて、西へ歩いて数分。国府が置かれてから、歴史と文化を受け継いできたたたずまいを残します。越前市の「まちなか」を歩くと、数多くの寺社仏閣、古い建物や商い、こだわりのコレクションを展示してある風景に出会います。その中の18の建物などを「まちなか博物館」に指定し一般公開しています。マップを手に、越前市の魅力を再発見してください。
※お願い※
まちなか博物館は、一般的な観光施設ではなく、館長さんの協力により運営されています。予約が必要であるものや、公開日が指定されているものもありますので、見学される方はご理解お願いします。
まちなか博物館マップ(PDFファイル)
まちなか博物館マップ(全体図)はこちら
越前市観光案内はこちら
越前市府中まちなか博物館一覧
| 1 | 旧武生製紙所(たけふせいししょ) |
| 2 | 満る久鮮魚店(まるきゅうせんぎょてん) |
| 3 | 丈生幼稚園(じょうせいようちえん) |
| 4 | 旧井上歯科医院(きゅういのうえしかいいん) |
| 5 | 熊川邸(くまかわてい) |
| 6 | 旧武生郵便局(きゅうたけふゆうびんきょく) |
| 7 | ギャラリー越乃蔵(ぎゃらりーこしのくら) |
| 8 | 大塚呉服店(おおつかごふくてん) |
| 9 | 府中町屋倶楽部(ふちゅうまちやくらぶ) |
| 10 | MODE大井ビル(もーどおおいびる) |
| 11 | 南越履物(なんえつはきもの) |
| 12 | 越前市武生公会堂記念館(えちぜんしこうかいどうきねんかん) |
| 13 | 田中時計店(たなかとけいてん) |
| 14 | 旧北川医院(きゅうきたがわいいん) |
| 15 | ちひろの生まれた家記念館(ちひろのうまれたいえきねんかん) |
| 16 | 苗田提灯店(なえだちょうちんてん) |
| 17 | キリン刃物博物館(きりんはものはくぶつかん) |
| 18 | 木工房 蔵(もっこうぼう くら) |
| No. | 博物館名 | 所在地 | 電話番号 | 館長名 |
| 特徴等・公開日《休館日》・予約の有無等・画像 | ||||
| 1 | 旧武生製紙所 | 北府二丁目8-12 | 0778-22-0760 | 加藤覚太郎 |
明治39年に建築された旧武生製紙の長屋門は、県内最大級で、当初は従業員の寄宿舎として利用されていた。同じく同年に建築された旧武生製紙所事所は、寄棟造りの洋風建築で正面の瓦は当時の名工作の貴重なもの。毎日(外観のみ)、敷地内立ち入り可。 |
||||
| 2 | 満る久鮮魚店 | 本多二丁目1-11 | 0778-22-0425 | 西谷宗孝 |
ガスで鮮魚を焼くことが一般的となった今日、今では数少ない炭火焼の店。そこには昔ながらの手法を頑なに守り続ける主人のこだわりがある。 《日曜日》 店頭で鮮魚を焼く時間帯は、午前9時頃及び午後4時頃。 |
||||
| 4 | 旧井上歯科医院 | 京町三丁目1-35 | 0778-22-0104 | 井上昌幸 |
明治37年に建てられた木造2階建ての洋風建築。外壁全面を石積に似せたモルタル塗りで仕上げており、防火性能を重視した建物。当時の左官技術をいかんなく発揮している。国の登録文化財指定。毎日(外観のみ)。敷地内立ち入り不可。 |
||||
| 5 | 熊川邸 | 深草一丁目5-24 | 0778-22-3007 越前市観光振興課 |
熊川雅子 |
通りに面して左右に蔵を持つ長屋門の構成は、伝統的な住宅の整った構えを見せている。良く手入れされた白漆喰と黒の目板嵌の板壁のコントラストも美しい。また母屋も質の高い昭和初期の、木造住宅である。毎日(外観のみ)。敷地内立ち入り不可。 |
||||
| 6 | 旧武生郵便局 | 蓬莱町3-6 | 0778-21-2988 | 村上幸雄 |
大正3年に新築され、昭和4年に新局舎が建築されるまでの約15年間武生郵便局として使用された。平成11年に復元的改修工事がなされた。近年少なくなった下見板張り洋風建築。屋根の降り棟鬼瓦に「〒」マークがある。登録文化財指定。毎日(外観のみ)。内部見学は午前9時から午後4時で要予約。 |
||||
| 7 | ギャラリー 越乃蔵 | 蓬莱町3-23 | 0778-21-3987 | 山本文夫 |
近所の蔵を譲り受け、現在地に移築。館長さんが長年に渡り集めた櫛やかんざしなど女性の装いの品が数多く展示されている。開館時間午前8時から午後5時。《月曜日及び第3日曜日は休館》 入館料200円。 |
||||
| 8 | 大塚呉服店 | 蓬莱町3-12 | 0778-22-0010 | 大塚和良 |
町屋では蔵を背後に持つ構成が多いが、この呉服店は主屋の左に蔵を配置している。平入の主屋は起くり(上に凸)のある屋根を持った重厚な構えであるが、随所に細かな気配りを持っている。2階の窓の採光にも配慮した大きな看板も見逃せない。 毎日。 |
||||
| 9 | 府中町屋倶楽部 | 蓬莱町5-10 | 0778-22-0131(松井) | 藤井一郎 |
薬屋、産婦人科医院として使われていた建物を、地元市民団体「府中町屋倶楽部」が借り受け、自らの手で整備再生した。漆喰の外壁から張り出す袖宇卯建も甦り、中にはレトロな薬の看板も配置されている。毎日(外観のみ) 内部見学は要予約。 1回2000円での利用も可。 |
||||
| 11 | 南越履物 | 蓬莱町7-2 | 0778-22-0647 | 中村一栄 |
明治45年に建築された2階建を、昭和5年頃に添え柱を付加して3階を増築し、さらに間口幅いっぱいの大きな妻を東側の屋根上に増築した数少ない木造3階建の建物。戦時中は3階を軍事工場の寄宿舎として貸していた。登録文化財指定。毎日(外観のみ)。 |
||||
| 12 | 越前市武生公会堂記念館 | 蓬莱町8-8 | 0778-21-3900 | 市教育長 |
昭和天皇即位の御大礼記念行事として昭和4年に完成した。当時の新しい幾何学模様のデザインで建てられ、建設費は武生町民の寄付などで賄われている。用途変更に伴い、内部では1階ホールと2階の貴賓室に新築時の姿を留めている。現在は、郷土の歴史、美術、民俗等に関する資料を収集、保管、展示する場として活用されている。登録文化財指定。 月曜日を除く毎日。但し祝日の翌日と年末年始及び展示替の期間は休館。 (開館時間)午前10時から午後6時。 常設展・館蔵品―無料。特別展―有料。 |
||||
| 13 | 田中時計店 | 元町1-3 | 0778-22-0721 | 田中栄子 |
伝統的な町屋の構えを見せるが、正面左に腰に白いタイルを貼ったショーウインドーや、洋風デザインを持った内部の木製カウンターが、時計店という新しい業種の店構えを良く示している。店内のドイツ製大型時計は、昭和初期のもので今まで一度も修理をしたことがなく、未だに時を刻んでいる。月曜日から土曜日 (開館時間)午前9時から午後6時。 |
||||
| 14 | 旧北川医院 | 若松町1-38 | 0778-24-0112 | 並河寿子 |
大正2(1813)年の大火で類焼し、翌大正3年に新築された。玄関の瀟洒なポーチは後の改造で、当初はがっちりとした造りの車寄せが設けられていた。仕上げの異なる左官仕上げで外壁を構成し、全体に軽やかなデザインを見せる洋風建築である。毎日(外観のみ)、敷地内立ち入り不可。 |
||||
| 15 | ちひろの生まれた家記念館 | 天王町4-14 | 0778-66-7112 | 岩端るみ子 |
|
|
||||
| 16 | 苗田提灯店 | 御幸町1-24 | 0778-22-4469 | 苗田英二 |
提灯の手作りの店。「竹を丸める→型にかける→紙を貼る→模様入れ→完成」という一連の作業のすべてを手作りで行っている店は県内でも珍しい。全て受注生産。越前町の剣神社に納めた直径3尺5寸高さ約10尺の提灯は、北陸最大級。毎日。 |
||||
| 17 | キリン刃物博物館 | あおば町2-25 | 0778-21-3854 | 飯田保孝 |
越前市の伝統産業である越前打刃物の代表的な問屋。鍛治技術を受け継いだ鍛治屋が多くあるなかで、鍛治から製造卸まで一貫して営業する体制に変え、今日のスタイルの原形ができた。約50年前に小学生が描いた鍛治屋の風景画や、世界各地の麒麟(想像上の動物)の写真など興味深い。 麒麟のマークはキリンビールの創業より古い。毎日。 内部見学は要予約。 |
||||
| 18 | 木工房 蔵 | 武生柳町10-1 | 0778-22-0995 | 竹内敏博 |
呉服店の蔵として昭和4年に建築されたものを平成2年に譲り受け、1階は手作り家具のギャラリー、2階は蓄音機のオーディオルームとして利用。約3000枚のSPレコードや手回しの蓄音機など、家具も音も手作りでという館長のこだわりが見られる。毎日。 内部見学は要予約。 |
||||



明治39年に建築された旧武生製紙の長屋門は、県内最大級で、当初は従業員の寄宿舎として利用されていた。同じく同年に建築された旧武生製紙所事所は、寄棟造りの洋風建築で正面の瓦は当時の名工作の貴重なもの。
ガスで鮮魚を焼くことが一般的となった今日、今では数少ない炭火焼の店。
明治32年頃福井市に建築された福井県警察部庁舎を、大正13年引接寺に移築改修し幼稚園として活用。和風と洋風が混在した明治後期の建築。当時としては斬新なデザインの園舎である。国の登録文化財指定。
明治37年に建てられた木造2階建ての洋風建築。外壁全面を石積に似せたモルタル塗りで仕上げており、防火性能を重視した建物。当時の左官技術をいかんなく発揮している。国の登録文化財指定。
通りに面して左右に蔵を持つ長屋門の構成は、伝統的な住宅の整った構えを見せている。良く手入れされた白漆喰と黒の目板嵌の板壁のコントラストも美しい。また母屋も質の高い昭和初期の、木造住宅である。
大正3年に新築され、昭和4年に新局舎が建築されるまでの約15年間武生郵便局として使用された。平成11年に復元的改修工事がなされた。近年少なくなった下見板張り洋風建築。屋根の降り棟鬼瓦に「〒」マークがある。登録文化財指定。
近所の蔵を譲り受け、現在地に移築。館長さんが長年に渡り集めた櫛やかんざしなど女性の装いの品が数多く展示されている。
町屋では蔵を背後に持つ構成が多いが、この呉服店は主屋の左に蔵を配置している。平入の主屋は起くり(上に凸)のある屋根を持った重厚な構えであるが、随所に細かな気配りを持っている。
薬屋、産婦人科医院として使われていた建物を、地元市民団体「府中町屋倶楽部」が借り受け、自らの手で整備再生した。漆喰の外壁から張り出す袖宇卯建も甦り、中にはレトロな薬の看板も配置されている。
洋装の大井<大井洋装店>は、全国的にも稀なる例として江戸時代には、「大井商廛(おおいしょうてん)」と「志保や(しほや・しおや)」の複数の屋号を用いており、呉服と塩の卸小売の二業種を営んでいた。その後、明治初期には改名した「大井呉服店」で慕しまれた老舗店である。現在の建物は、東京の三越百貨店を夢に、現館長の祖父大井藤助が大正末期よりプランを練り、昭和7年に完成。ルネサンス建築を基本にした「近世復興式」と呼ばれる欧風建築で、地方都市では大変貴重な建物である。設計は東京帝大建築科卒で、近代建築設計の巨匠と伝わる久野節・久野設計事務所。建物構造は、鉄筋コンクリート陸屋根造り3階建で、古典主義を取り入れた近代建築である。日本古代建築の流れを引き継ぐ「方除」があるのも珍しい。当時の建物としては北陸でも群を抜いている耐震性がある。開店当時の正式名は代々使用の商紋含め「大井百貨店」(通称「大井デパート」)で、武生の名物店として盛況を博したものであるが、MODE大井ビル<白き妖精の館>の建造物の横の通りは、「大井ビル横丁通り」として親しまれてもいる。更に大井ビルの後ろには、地続きで大井家の木造住居があり、福井県の「ふくいの伝統的民家」としても認定されている。

明治45年に建築された2階建を、昭和5年頃に添え柱を付加して3階を増築し、さらに間口幅いっぱいの大きな妻を東側の屋根上に増築した数少ない木造3階建の建物。戦時中は3階を軍事工場の寄宿舎として貸していた。
昭和天皇即位の御大礼記念行事として昭和4年に完成した。当時の新しい幾何学模様のデザインで建てられ、建設費は武生町民の寄付などで賄われている。用途変更に伴い、内部では1階ホールと2階の貴賓室に新築時の姿を留めている。
伝統的な町屋の構えを見せるが、正面左に腰に白いタイルを貼ったショーウインドーや、洋風デザインを持った内部の木製カウンターが、時計店という新しい業種の店構えを良く示している。店内のドイツ製大型時計は、昭和初期のもので今まで一度も修理をしたことがなく、未だに時を刻んでいる。
大正2(1813)年の大火で類焼し、翌大正3年に新築された。玄関の瀟洒なポーチは後の改造で、当初はがっちりとした造りの車寄せが設けられていた。仕上げの異なる左官仕上げで外壁を構成し、全体に軽やかなデザインを見せる洋風建築である。
絵本画家いわさきちひろは、この家の離れでうまれた。ちひろの母文江が住んでいた当時を伝える板壁や箱階段等大正時代を復元するため、慎重に改修を行い、町屋風の記念館として再現した。大正時代のおもかげを残した建物内部とちひろの絵本・絵画など、当時の文化・生活を知る上で貴重な資料である。
提灯の手作りの店。「竹を丸める→型にかける→紙を貼る→模様入れ→完成」という一連の作業のすべてを手作りで行っている店は県内でも珍しい。全て受注生産。越前町の剣神社に納めた直径3尺5寸高さ約10尺の提灯は、北陸最大級。
越前市の伝統産業である越前打刃物の代表的な問屋。鍛治技術を受け継いだ鍛治屋が多くあるなかで、鍛治から製造卸まで一貫して営業する体制に変え、今日のスタイルの原形ができた。約50年前に小学生が描いた鍛治屋の風景画や、世界各地の麒麟(想像上の動物)の写真など興味深い。 麒麟のマークはキリンビールの創業より古い。
呉服店の蔵として昭和4年に建築されたものを平成2年に譲り受け、1階は手作り家具のギャラリー、2階は蓄音機のオーディオルームとして利用。約3000枚のSPレコードや手回しの蓄音機など、家具も音も手作りでという館長のこだわりが見られる。