大伴旅人が愛したハクバイ(万葉菊花園トピックス)

最終更新日 2021年3月4日

情報発信元 万葉菊花園

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大伴旅人が愛したハクバイ(令和3年3月4日)

万葉の里味真野苑では、今、ハクバイ(白梅)がとってもきれいに咲いています。

ハクバイ 

元号「令和」が万葉集の「梅花の宴序文」(天平2年、730年)から採られたことで、改めて万葉の花、ハクバイが注目されました。
梅花の宴を主催した大伴旅人(おおとものたびと)は、ハクバイが好きで都の自分の屋敷の庭にも植えていました。
太宰帥(だざいのそち)としての大宰府勤務を終えて、都に戻ったときに詠んだ歌です。

吾妹子(わぎもこ)が 植ゑし梅の木 見るごとに 心むせつつ 涙し流る
(大宰府に発つ前に妻と一緒に植えた梅の木を、今は自分一人で見る。妻が恋しくなって、涙が流れる。)
巻3-453


ハクバイ

味真野苑内には、万葉集に詠まれた花木が植栽されているだけでなく、万葉集に詠まれた歌も近くに表示されています。併せてお楽しみください。

ハイビスカス、きれい♪(令和3年3月3日)

万葉菊花園のガラス温室は、年間を通じて素敵な花が楽しめる、癒(いや)しスポットです。
今、ハイビスカスがとってもきれいに咲いています♪

ハイビスカス ハイビスカス

入場は無料です、どうぞマスク着用してお越しください。

ヒメフヨウ、きれい♪(令和3年3月3日)

万葉菊花園のガラス温室は、年間を通じて素敵な花が楽しめる、癒(いや)しスポットです。
今、ヒメフヨウがとってもきれいに咲いています♪

ヒメフヨウ ヒメフヨウ

ヒメフヨウ(姫芙蓉)はメキシコ、中央アメリカ原産の常緑低木です。花弁が開かず花柱が突き出すのが特徴です。

入場は無料です、どうぞマスク着用してお越しください。

ベニガククサギ、きれい♪(令和3年3月3日)

万葉菊花園のガラス温室は、年間を通じて素敵な花が楽しめる、癒(いや)しスポットです。
今、ベニガククサギがとってもきれいに咲いています♪

ベニガククサギ ベニガククサギ

ベニガククサギ(紅萼臭木)は西アフリカ原産のつる性植物です。

入場は無料です、どうぞマスク着用してお越しください。

一枝先ずひらく苑中の梅(令和3年3月2日)

万葉の里味真野苑にある旧谷口家住宅の近くに植栽されている晩生(おくて)のハクバイ(白梅)が開花しました。
雨に濡れても「凛(りん)」として咲く花のようすがとても素敵です。

ハクバイ 梅花の宴序文


元号「令和」が万葉集の「梅花の宴序文」(天平2年、730年)から採られたことで、改めて万葉の花、ウメが注目されました。
太宰帥(だざいのそち)として主催した大伴旅人(おおとものたびと)が「梅花の宴」で詠んだ歌です。

わが園に 梅の花散る ひさかたの 天より雪の 流れ来るかも
(わが園に梅の花が散りしきっているが、それは空から雪が降ってきたのだろうか)
巻5-822

越前萬歳演目「手踊り」(令和3年2月28日)

福を招き寿ぐ越前萬歳の多彩な演目の中から「手踊り」を紹介します。

手踊り

 越前萬歳の出し物のいちばん最後に全員で踊るもので、観客はこれによって萬歳の終わったことを知り、会場を去っていくのである。
 踊りは盆踊りの口説(くど)きで、踊り手は豆絞(まめしぼ)りの手拭いでほおかぶりをし、音頭取りに合せて踊る。
 踊りの種類は「松阪」「追い分け」「新吉原」の三つがあって、一つ一つを切ることなしに、一連の音頭として踊るのであるが、三つとも踊り方はみな違う。
 音頭取りの文句としては、古くは「お早良作」「お七吉三」などが使われたが、現在は新作を取り入れている。

「万葉館企画展 越前萬歳展」は、万葉の里味真野苑内にある万葉館で3月28日(日曜日)まで開催中です。映像・音声で演目を鑑賞することができます。
どうぞ、マスクを着用してご覧にお越しください。

城福寺、コウバイ芽吹く(令和3年2月28日)

万葉の里からほど近い越前市五分市町にある「城福寺(じょうふくじ)」のコウバイ(紅梅)が芽吹いていて、まもなく開花を迎えそうです。

城福寺 紅梅 城福寺 紅梅

アザレア、きれい♪(令和3年2月28日)

万葉菊花園のガラス温室は、年間を通じて素敵な花が楽しめる、癒(いや)しスポットです。
今、アザレアがとってもきれいに咲いています♪

アザレア アザレア アザレア アザレア

アザレアは19世紀初頭に、ベルギーを中心としたヨーロッパで、室内観賞用の鉢物として改良された常緑性ツツジの総称です。
大輪八重咲の豪華で色とりどり花を咲かせるアザレアには、花色によって花言葉があります。
ピンク色は「青春の喜び」、赤色は「節度の愛」、白色は「満ち足りた心」です。

入場は無料です、どうぞマスク着用してお越しください。

越前萬歳演目「才鳥刺し」(令和3年2月25日)

福を招き寿ぐ越前萬歳の多彩な演目の中から「才鳥刺(さいとりさ)し」を紹介します。

才鳥刺し

 侍鳥帽子(さむらいえぼし)をかぶった太夫は二枚重ねた着物の一枚を両肩脱(ぬ)いで腰の周りに下げ落として格好(かっこう)良く構える。
 舞いは三尺(約九十センチ)の「鳥刺し棒」を持ち、くるくる回したり、両手で操(あやつ)ったりして、舞台狭しとばかり動き回る。
 才蔵は赤い大黒頭巾をかぶり太鼓の音も軽やかに打ちならして太夫を景気づける。
 歌詞は「一つひよ鳥」から「十でとんび」まで、それぞれの鳥のしぐさやさえずりを真似(まね)て唄い、その鳥を刺す人が「刺いてくりょう」と追い回す、ユーモアのある変化に富んだ賑やかな曲である。

「万葉館企画展 越前萬歳展」は、万葉の里味真野苑内にある万葉館で3月28日(日曜日)まで開催中です。映像・音声で演目を鑑賞することができます。
どうぞ、マスクを着用してご覧にお越しください。

ネコヤナギ、開花!(令和3年2月23日)

万葉の里味真野苑にある旧谷口家住宅近くのボタン園の西側に植栽してあるネコヤナギ(猫柳)が開花しています。

ネコヤナギ ネコヤナギ ネコヤナギ ネコヤナギ

ネコヤナギは早春を告げる樹木として親しまれています。
花の名前は、花が猫のしっぽのようにふわふわの毛に覆われていることに由来します。この猫のイメージと結びついて、「自由」「思いのまま」という花言葉が付けられたとされています。

万葉集で詠まれている川楊(かはやぎ)は、川辺に見かけるネコヤナギです。
万葉集には川楊を詠んだ歌が3首収められていて、その中の1首です。

山の際(ま)に 雪は降りつつ しかすがに この河楊(かはやぎ)は 萌えにけるかも
(やまの間に雪が降っていますけど、このかはやぎは芽吹いています。もう春になろうとしているんですね。)
巻10-1848 作者未詳

インパチェンス、きれい♪(令和3年2月23日)

万葉菊花園のガラス温室は、年間を通じて素敵な花が楽しめる、癒(いや)しスポットです。
今、インパチェンスがとってもきれいに咲いています♪

インパチェンス インパチェンス インパチェンス

インパチェンスは別名アフリカホウセンカともいい、アフリカのタンザニア原産の丈夫な花です。
インパチェンスにはラテン語で「がまんできない」という意味があり、花言葉は「私に触れないで」「鮮やかな人」「豊かさ」といったものがあります。

入場は無料です、どうぞマスク着用してお越しください。

越前萬歳演目「扇づくし」(令和3年2月23日)

福を招き寿ぐ越前萬歳の多彩な演目の中から「扇づくし」を紹介します。

扇づくし

 古歌や故事などを踏まえて格調高く創られた「尽くし萬歳」の中の一つで、才蔵が中心の舞いである。
 才蔵はめでたい模様の刺繍や押絵で飾られた「カマス帽子」をかぶり、大夫と交互に短いリズムのくりかえしを掛け合いで唄いながらゆっくりと舞う。
 「七福神」「百人一首歌かるた」「桜づくし」など、この舞い方で演じられた。
 また、昔から「扇づくし」を演じる前に、今の掛け合い漫才のような「はなし萬歳」(例えば江戸見物・かぞえ歌など)が入り、観客を魅了した。

「万葉館企画展 越前萬歳展」は、万葉の里味真野苑内にある万葉館で3月28日(日曜日)まで開催中です。映像・音声で演目を鑑賞することができます。
どうぞ、マスクを着用してご覧にお越しください。

越前萬歳演目「木やり」(令和3年2月20日)

福を招き寿ぐ越前萬歳の多彩な演目の中から「木やり」を紹介します。

木やり

 木やり唄は元来、山から大木を伐りだし、それを運搬する時うたわれる労作唄であるが、越前萬歳では内容でもうたい方でも遊里趣味が加わり、まったく娯楽としてまた楽しむものとして作られているようである。
 一種独特の節と、萬歳の始まりが「ごまんざ~いと~」ではなく「エンヤ~追い掛け追い掛け」で始まるところをみると、明らかに他の芸能から入ってきたものと思われる。
 この萬歳には、何回か歌詞にひっかけて、才蔵のチャリやガイグチというこっけいな文句やしぐさが入り、観客を喜ばせる。

「万葉館企画展 越前萬歳展」は、万葉の里味真野苑内にある万葉館で3月28日(日曜日)まで開催中です。映像・音声で演目を鑑賞することができます。
どうぞ、マスクを着用してご覧にお越しください。

キダチベゴニア、きれい♪(令和3年2月20日)

万葉菊花園のガラス温室は、年間を通じて素敵な花が楽しめる、癒(いや)しスポットです。
今、キダチベゴニアがとってもきれいに咲いています♪

キダチベゴニア キダチベゴニア

入場は無料です、どうぞマスク着用してお越しください。

ゼラニウム、きれい♪(令和3年2月20日)

万葉菊花園のガラス温室は、年間を通じて素敵な花が楽しめる、癒(いや)しスポットです。
今、ゼラニウムがとってもきれいに咲いています♪

ゼラニウム ゼラニウム ゼラニウム ゼラニウム

入場は無料です、どうぞマスク着用してお越しください。

越前萬歳演目「お早良作」(令和3年2月17日)

福を招き寿ぐ越前萬歳の多彩な演目の中から「お早良作(はやりょうさく)」を紹介します。

お早良作

 越前萬歳の旦那場であった金沢から坂井を舞台にした悲劇的な事件「お早」と「良作」の駆け落ちをうたった萬歳である。江戸末期(文化5年)の平穏な農村においての一大事件を萬歳が取り上げ、萬歳の特色を生かし語り物として創作されている。
 越前萬歳独特のスリ太鼓に合わせて太夫と才蔵が交互によどみなく語っていく。「福井町づくし」等も同じ芸態で舞う。

「万葉館企画展 越前萬歳展」は、万葉の里味真野苑内にある万葉館で3月28日(日曜日)まで開催中です。映像・音声で演目を鑑賞することができます。
どうぞ、マスクを着用してご覧にお越しください。

雪中梅(令和3年2月17日)

万葉の里味真野苑で、雪を被ったハクバイ(白梅)の様子がとってもきれいです。

雪中梅 雪中梅

越前萬歳演目「三番叟」(令和3年2月16日)

福を招き寿ぐ越前萬歳の多彩な演目の中から「三番叟(さんばそう)」を紹介します。

三番叟

 三番叟は舞うとは言わないで「踏む」と言う。それほど力強く勇壮に演ずる。
 うしろで囃(はや)す才蔵は、太鼓二つを地に置き、座って二本のバチで叩いてはやす。太夫は、色彩もあざやかな「チョウチョウナギナタ帽子」に五色の鉢巻きを締め、うしろへ長く垂らして勇壮に地を強く踏んで動き回る。
 太夫の動作には「大まき」と「烏(からす)まき」が交互に入る。
 三番叟は、能や歌舞伎その他各地の民俗芸能にも見られるめでたい曲であるが、越前萬歳の三番叟も家の繁栄や長寿を祈る気持ちを込めて威勢よく踏むのである。

「万葉館企画展 越前萬歳展」は、万葉の里味真野苑内にある万葉館で3月28日(日曜日)まで開催中です。映像・音声で演目を鑑賞することができます。
どうぞ、マスクを着用してご覧にお越しください。

タカサゴギク、きれい♪(令和3年2月16日)

万葉菊花園のガラス温室は、年間を通じて素敵な花が楽しめる、癒(いや)しスポットです。
今、タカサゴギク(高砂菊)がとってもきれいに咲いています♪

タカサゴギク タカサゴギク

入場は無料です、どうぞマスク着用してお越しください。

越前萬歳演目「ことぶき」(令和3年2月14日)

福を招き寿ぐ越前萬歳の多彩な演目の中から「ことぶき」を紹介します。

ことぶき

 別名「御寿命(ごじゅみょう)の萬歳」とか「竹馬」と言われ、太鼓を用いず、大夫と才蔵が独特の節回しで掛け合いながら舞うのが特色で、上方漫才の源流を見る趣がある。
 才蔵は大きな押絵(おしえ)の「チョウチョウナギナタ帽子」をかぶり、赤いたすきに扇を持って優雅に舞う。途中から90センチばかりの細竹の先に五色の布をつけたシデと呼ぶ棒を持つ。
 これは中世の竹馬(笹にまたがる遊び)や戦いの旗を象徴したものとも、また越前萬歳の起源である馬の祈祷(きとう)からくる御幣(ごへい)のようなものだという見方もある。

「万葉館企画展 越前萬歳展」は、万葉の里味真野苑内にある万葉館で3月28日(日曜日)まで開催中です。映像・音声で演目を鑑賞することができます。
どうぞ、マスクを着用してご覧にお越しください。

漢詩「早春」(令和3年2月14日)

万葉の里味真野苑では、ハクバイ(はくばい)が開花しています。
中国、唐の時代にもウメは春を告げる花木の象徴でした。

ハクバイ ハクバイ

唐代中期の詩人、白居易(はっきょい、白楽天、772-846年)が「早春」と題した漢詩を詠んでいます。

一枝先(ま)ず発(ひら)く苑中(えんちゅう)の梅 桜杏(おうきょう)桃梨(とうり)次第に開く
萕花(せいか)楡莢(ゆきょう)深村(しんそん)の裏(うち) 亦(また)道(ゆ)う 春風我が爲(ため)に来(きた)ると

(春の風は、庭の梅花をほころばせ、次いで桜、杏(あんず)、桃、梨と花を咲かせ、更に山里のナズナの花、ニレの莢(さや) までに吹きわたる。草木は春風が、われわれのために吹いてきてくれたと喜ぶ。)

カンツバキ、きれい(令和3年2月14日)

万葉の里味真野苑で、カンツバキ(寒椿)がきれいに咲いています。

カンツバキ カンツバキ カンツバキ

ツバキは古くから聖なる樹木として信仰の対象とされていました。万葉集に収められているツバキを詠んだ歌の1首です。

巨勢山(こせやま)の つらつら椿 つらつらに 見つつ偲(しの)はな 巨勢の春野(はるの)を
(巨勢山の椿をつくづくと眺めながら、やがて百花の咲き匂う巨勢の春野を偲ぶことよ)
巻1-54 坂門人足(さかとのひとたり)

ハクバイ、開花(令和3年2月14日)

万葉の里味真野苑でハクバイ(白梅)が開花しました。

ハクバイ 梅花の宴序文

元号「令和」が万葉集の「梅花の宴序文」(天平2年、730年)から採られたことで、改めて万葉の花、ウメが注目されました。
ウメは馥郁(ふくいく)たる香りとともに春を告げる花木として長く親しまれてきました。
万葉集の時代は日本にはハクバイのみで、詠まれた花ではハギに次いで2番目に多い約120首が万葉集に収められています。

竹灯り、開催(令和3年2月13日)

万葉の里味真野苑で竹に灯りをともすライトアップイベント「竹灯り(たけあかり)」が開催されます。

竹灯りチラシ

期日:2月13日(土曜日)から14日(日曜日)

点灯時間:17時から22時

主催:味真野自治振興会 歴史未来広報部

越前萬歳演目「舞い込みお家萬歳」(令和3年2月6日)

福を招き寿ぐ越前萬歳の多彩な演目の中から「舞い込みお家萬歳」を紹介します。

舞い込みお家萬歳 舞い込みお家萬歳

 普通には「お家萬歳」と言い、越前萬歳の奥伝(奥伝)ともいうべき萬歳で、正式出演には必ず一番最初に舞う演目である。舞い方や扇の切り方、足の踏み方も一定していて、何人で舞っても全員ピタリと揃うことが大切とされている。後半からは、ゴカゾウといって太夫(たゆう)は一人になり、舞い方も自由になる。
 歌詞は「徳若(とくわか)に御萬歳(ごまんざい)と~ やかた栄えて申せん申せば、天から宝が降(お)り下(くだ)りや~」という冒頭の文句のように、お家の繁栄をうたい、都の造営や大名が御加増(ごかぞう)になったお祝いなどが歌い込まれている。

「万葉館企画展 越前萬歳展」は、万葉の里味真野苑内にある万葉館で3月28日(日曜日)まで開催中です。映像・音声で演目を鑑賞することができます。
どうぞ、マスクを着用してご覧にお越しください。

フクリンツルニチニチソウがきれい♪(令和3年2月4日)

万葉菊花園のガラス温室は、年間を通じて素敵な花が楽しめる、癒(いや)しスポットです。
今、フクリンツルニチニチソウ(覆輪蔓日々草)がとってもきれいに咲いています♪


フクリンニチニチソウ フクリンニチニチソウ

入場は無料です、どうぞマスク着用してお越しください。

越前萬歳の衣装と持物(令和3年2月3日)

太夫と才蔵 太夫と才蔵

 太夫(たゆう)は紋付の着物に掛素袍(かけすおう)と呼ばれる黒麻地に白く子持縞、舞鶴が入った衣装を打ち掛け、金色の袴をはいています。さらに侍烏帽子(さむらいえぼし)をかぶり、扇子を持ちます。

 才蔵(さいぞう)は太夫と同じく、水色の紋付を着て金の袴をはきますが、掛素袍は着ません。頭には真っ赤な大黒頭巾、手には太鼓と桴(ばち)を持ちます。

 これらの衣装は、越前萬歳の由来を説く伝承に含まれているものもあり、継体天皇から烏帽子や小刀などを与えられたともいわれています。

 持物やかぶり物は演目によって変わります。持物には扇子のほか、「鳥刺し」という演目で使う竿(さお)や、シデといわれる赤や青などの布地を使ったものなどがあります。

 かぶり物は長方形の布を2枚貼り合わせたような、カマスという袋状になっているカマス帽子、薙刀(なぎなた)のような形の薙刀帽子、さらに、薙刀帽子に蝶々を模した形の蝶々薙刀帽子があります。

 また、越前萬歳の大きな特徴の一つは太鼓です。他の古典萬歳では鼓(つづみ)を使い、桴(ばち)を使うことはありませんが、越前萬歳では先端が弓なりに曲がった桴を使って、太鼓を摺(す)るようにたたきます。

侍烏帽子(侍烏帽子)

扇(扇)

大黒頭巾(大黒頭巾)

かます帽子と小刀(かます帽子と小刀)

薙刀帽子(薙刀帽子)

太鼓と桴(太鼓と桴)

「万葉館企画展 越前萬歳展」は、万葉の里味真野苑内にある万葉館で3月28日(日曜日)まで開催中です。映像・音声で演目を鑑賞することができます。
どうぞ、マスクを着用してご覧にお越しください。

越前萬歳の由来(令和3年1月31日)

 古くは、伝承されてきた土地の名から「野大坪萬歳(のおおつぼまんざい)」といわれた。起源については、継体天皇(450から531年)にまつわる伝説がいくつかある。その一つに、天皇が皇子の時愛馬が病気になって困っておられたのを「宇津保(うつぼ)の舞」によって治し「野宇津保(のうつぼ)萬歳」の称号を賜ったということがある。
 また時代が下っては、源頼朝から新春の初乗り(はつのり)式に召され、「証文士(しょうもんし、声聞師)」の位を授けられ諸大名の邸宅に出入りすることを許されたという伝承もある。
 江戸時代には、毎年福井藩をはじめとして越前の各藩はもとより、加賀の金沢・大聖寺までも出かけ、先ずお城で新春の舞をし、ついで御城下の街並みを寿いで回るのが恒例であった。特に金沢では、萬歳師の宿に前田家の家紋「剣梅鉢(けんうめばち)をつけた提灯(ちょうちん)を立てることをゆるされるなど厚遇を受けたという。
 江戸末期から明治期には、広く一般の人々からも愛好され、文化・文政(1804から1830年)の頃に加賀萬歳ができるなど各地に広まり、木版の稽古本も出版されて盛況であった。
 このように、各地でもてはやされた萬歳は、町々や村々に迎えられ、新年の祝福芸として、また冬季雪に閉ざされた北陸地方の唯一の娯楽として、大人といわず子供達にまで親しまれてきた。
 しかし、伝統と栄誉に輝く萬歳も時代の推移には勝てず、次第に衰退し昭和30年代には絶滅寸前であった。そこで、昭和39年に地元の味真野地区に越前萬歳保存会が結成され、保存育成が図られた。昭和46年には国の選択無形文化財、平成7年12月には重要無形民俗文化財(第319号)の指定を受けた。その間、後継者育成のため地元の小・中学校にクラブを作るなど、郷土の誇るべき民俗芸能として、また日本の古典芸能として継承発展すべく、現在保存育成に力を注いでいる。

越前萬歳絵馬

「越前萬歳絵馬」 正徳2年(1712)のものです。門松を立て、正月飾りをした桧皮葺の門内に寿詞を述べに入ろうとする太夫(たゆう)・才蔵(さいぞう)及び供の3人を描いています。
 

「万葉館企画展 越前萬歳展」は、万葉の里味真野苑内にある万葉館で3月28日(日曜日)まで開催中です。映像・音声で演目を鑑賞することができます。
どうぞ、マスクを着用してご覧にお越しください。

ミモザとブーゲンビリアがきれい♪(令和3年1月28日)

万葉菊花園のガラス温室は、年間を通じて素敵な花が楽しめる、知る人ぞ知る癒(いや)しスポットです。
今、ミモザとブーゲンビリアがとってもきれいに咲いています♪
 

(ミモザ)
ミモザ ミモザ ミモザ

 

(ブーゲンビリア)

ブーゲンビリア ブーゲンビリア ブーゲンビリア

入場は無料です、どうぞマスク着用してお越しください。

1月に花開いた大菊(令和3年1月17日)

万葉菊花園の玄関ロビーに、1本の茎からできている千輪菊2体が高貴な花を咲かせています。
園芸職員が懸命に栽培調整して、この時期に咲かせたものです。
赤色は「国華晴舞台(こっかはれぶたい)」、黄色は「精興冠月(せいこうかんげつ)」という品種です。

千輪菊 千輪菊 千輪菊
 

1月いっぱいくらいまで花は楽しめそうです。

万葉館臨時休館のお知らせ(令和3年1月13日)

大雪の影響により、万葉館は

1月13日(水曜日)は臨時休館とさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

コロナ終息を願い、菊を咲かせる!(令和3年1月6日)

昨年4月に植栽した千輪菊が、本年1月に万葉菊花園のガラス温室で開花しました!
たけふ菊人形に展示する千輪菊の苗のうち、一部を温度や日照時間など開花調整しました。
1本の茎から約90輪の花を咲かせていて、万葉菊花園の正面ロビーに展示しています。
菊は高貴な姿と気高い香りがすることから、平安時代から宮中で厄を払うため菊の花を用いたと言われています。また、風水でも健康運をアップさせるとも言われており、園芸職員がコロナ禍の終息を願い新年の開園日に合わせて懸命に開花調整を行いました。

国華晴舞台精興冠月

赤色は「国華晴舞台(こっかはれぶたい)」、黄色は「精興冠月(せいこうかんげつ)」という品種です。
信じられないくらい素敵!

謹んで新年のご挨拶を申しあげます。(令和3年1月5日)

万葉菊花園の玄関窓に「謹賀新年」の書を掲示しました。
本年は1月5日(火曜日)から開園です。
積もった雪もきれいに除雪して、皆様のお越しをお待ちしております。
何卒、本年もよろしくお願いいたします。
謹賀新年書謹賀新年

 

2020年(令和2年)の万葉菊花園トピックスはコチラをご覧ください。

 

情報発信元

産業環境部 万葉菊花園

受付時間午前9時から午後5時まで※休園日:月曜(祝日を除く)、祝日の翌日、年末年始