最終更新日 2024年1月16日
2013コウノトリが舞う里づくり大作戦を開催しました
PAGE-ID:5577
2013コウノトリが舞う里づくり大作戦を開催しました
平成25年11月17日 日曜日、越前市王子保地区の王子保小学校をメイン会場に、「2013コウノトリが舞う里づくり大作戦」を開催いたしました。
当日は、地元の市民ら約300名の参加がありました。開催にあたりご協力いただいた方々、またご来場いただいた方々には厚くお礼申し上げます。
1.開催趣旨
豊かな自然を背景に、里地里山の保全再生を通じた生物多様性の向上、衰退した田園生態系の再生を推進し、コウノトリが舞うような社会の実現を目指します。
今回、生物多様性の保全再生に取り組む越前市内の小・中学生の意見発表を行う「子どもかいぎ」を開催することで、次世代間の交流を図りました。
2.開催日
平成25年11月17日 日曜日
3.主催等
主催 越前市・越前市教育委員会 ・越前市コウノトリが舞う里づくり推進協議会
共催 福井県・福井新聞社・NHK福井放送局・越前たけふ農業協同組合・福井丹南農業協同組合
後援 文化庁・農林水産省・環境省中部地区地方環境事務所・国土交通省福井河川国道事務所 ・豊岡市
4.事業内容
(1)コウノトリ人工巣塔除幕式 場所:大塩町
午前8時から午前9時 コウノトリ人工巣塔除幕式
王子保地区大塩町にコウノトリの営巣場所となる人工巣塔が協賛企業6社により建てられました。当日は、見事な秋晴れの中、地域の方々の協力のもと、人工巣塔の除幕式を行いました。人工巣塔は平成22年から3年連続で飛来したコウノトリ「えっちゃん」が飛来し餌を食べていた水田の脇に設置しました。コウノトリが再び飛来し、営巣・産卵、ヒナが誕生することを願いドジョウの放流を行いました。
(2)開会式および図画コンクール表彰式 場所:王子保小学校体育館
午前9時30分から午前10時 開会式・図画コンクール入賞者表彰式
「コウノトリが舞う里づくり」~自然豊かな未来のふるさと~ をテーマに図画コンクールを行い、受賞者の表彰式を行いました。また、コウノトリやたくさんの生きもの、里山、田んぼなど個性豊かな全作品を王子保公民館スポーツルームに展示しました。
(3)基調講演 場所:王子保小学校体育館
午前10時10分から午前10時40分 演題:「コウノトリとはどんな鳥か?」
講師:山岸 哲氏(兵庫県立コウノトリの郷公園園長)
(4)子どもかいぎ 場所:王子保小学校体育館
午前10時45分から午前12時 発表校:王子保小学校、北日野小学校、坂口小学校、白山小学校、武生第五中学校
コーディネーター:山岸 哲氏(兵庫県立コウノトリの郷公園園長)
宣 言
1.いのちを大切にし、生きる喜びをもって、どんな人とも仲良く思いやりを持って接します。
2.ふるさとの伝統、文化、自然、人に誇りをもち、広く社会に役立てる人になることを夢に、さまざまな事を積極的に学びます。
3. 地元で育てられた安全で安心な食べ物をバランスよく食べ、健康で元気な体を作ります。
4.身近な自然や生きものに目を向け、ふるさと越前市の自然の中で思いっきり遊びます。
5.環境学習や自然体験活動、農業体験を通じて、里地里山の保全活動に積極的に参加します。
平成25年11月17日
(5)収穫祭およびコウノトリ紙芝居読み語り 場所:王子保公民館
午前11時から午後2時 収穫祭およびコウノトリ紙芝居読み語り
里山で採れた新鮮な野菜など農産物の販売、里山の恵みがいっぱいの里山汁、無農薬・無化学肥料で栽培した安心・安全なコウノトリ呼び戻す農法米(JA越前たけふ提供)のおにぎりを振舞いました。「クチバシの折れたコウノトリ」コウちゃんの紙芝居の読み語りに子どもたちは興味深く聴いていました。
(6)福井新聞「みらい・つなぐ・ふくい」プロジェクト5周年記念シンポジウム 場所:王子保小学校体育館
午後1時30分から午後2時 第1部 ショートドキュメント放映 「変わりゆく自然と向き合った記者たちの5年間」
午後2時から午後3時30分 第2部 パネルディスカッション 「コウノトリは必要?コウノトリは福井に何をもたらすの?」
【登壇者】 山岸 哲氏 (兵庫県立コウノトリの郷公園園長)
前園 泰徳氏(福井大学教育地域科学部特命准教授・勝山市環境保全コーディネーター)
稲葉 洋氏 (コウノトリ呼び戻す農法部会会長)
【コーディネーター】 伊藤 直樹氏(福井新聞社記者)