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シリーズ「越前の技」第1回

更新日 2017年4月3日 情報発信元:産業政策課

ゼットクリエイト株式会社 武生工場 バット製造部係長 熊谷昌典さん

熊谷さん
真剣な表情で作業に取組む熊谷さん

池ノ上にあるゼットクリエイト㈱武生工場では、ゼットブランドの木製バットを製造しています。また、金属バットやユニフォームの製造も行っており、1ヵ所で3つのラインを持つ工場は世界唯一です。
年間5万本製造するうちの約2万本が、プロ選手や社会人・大学野球の選手のための個人用モデルとして製造され、その製作に携るのが今回ご紹介するバット製造部係長の熊谷昌典さんです。
取材をしたこの日は、福岡ソフトバンクホークスの長谷川勇也選手が工場を訪れていました。

最初は、基本となる数本のバットを参考に、選手がイメージしているものをコミュニケーションの中で重さや太さの数値として具体化し、実際の作業に入っていきます。作業に入ると、回転するバット原型を手の感覚で少しずつ削っては太さ、重さ、長さをチェックするということを繰り返し行います。

製作作業計測中

調整中の熊谷さんと長谷川選手作業中の熊谷さんと見守る長谷川選手

この作業を約1時間かけ、ようやく1本の試作品が出来上がりました。今回、長谷川選手には2本の試作品を製作。本人が納得した時点で、最終的なモデル原型となり、これを基に年間100本程度製作し、選手に供給されることになります。

チェック中1チェック中2

実際に振って出来映えを確かめる長谷川選手
 

熊谷さんと長谷川選手
熊谷さんと長谷川選手のツーショット
 

熊谷さんはこの仕事について、次のように話します。
「選手のイメージしているバッティングに対して、相反するモデルにならないよう打ち合わせをして、しっかりコミュニケーションを取る事に注意しています。特にシーズン中のモデル変更については、工場に来ての打ち合わせが出来ず担当者からの間接的な情報での製作になってしまうので、イメージが伝わりにくく苦労します。また、昨シーズン、長谷川選手が所属するリーグで打率4位という成績を残されたことを始め、大半は選手自身の努力の結果ですが、その道具に携わっていることを大変うれしく思うし、私たち作る者の励みになります。私自身、職人としては9年とまだまだ未熟だと感じていますが、今後も経験を積み、選手からの信頼を向上させていけるよう努力したいと考えています。」

今後もますます技術に磨きをかけ、日本プロ野球界と市内産業の発展を「バット」で支えてくださることを期待しています。

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