越前指物

最終更新日 2017年4月3日

情報発信元 産業政策課

PAGE-ID:717

越前武生の木工(指物)の歴史

越前武生の木工の歴史は古く、江戸末期から明治初期にかけて、能面など工芸的な仕事をしていた者や、農業者の内器用な者が、お膳風呂、板戸などを作っていて、これらが専業化され、指物師として旦那衆の家に出入りするようになったのが始まりといわれています。

指物とは?

板と板、板と棒、棒と棒を組み、指し合わせる仕事のことをいい、また、その技法を使って造られた箪笥や什器、調度品、建具などの製品をいいます。

越前箪笥(えちぜんたんす)(国指定伝統的工芸品)

材料は主にケヤキやキリ等の無垢材を使用し、帳場箪笥、衣装箪笥、水屋箪笥、手許箪笥等が作られています。特に枠組たんすにあっては鬼ほぞによる接合、板組にあってはあり組をするなど、伝統の指物技術で組手加工を行い、漆をかけて鉄製の金具を取り付けた重厚なつくりであるが、素朴で心のこもった仕上がりが特徴となっています。

武生桐箪笥(たけふきりたんす)

桐は軽くて狂いが少なく、耐火性があり、その上湿気を寄せつけないため、衣類を守るにはぴったりの素材です。 越前市では、幕末から明治初期に旦那衆の家に出入りしていた指物師が始めたといわれ、「うづくり」や「ろうみがき」などの伝統的技法により、桐材の特性を生かした仕上がりになっています。

武生唐木工芸(たけふからきこうげい)

唐木製品の製作が本格化したのは江戸中期です。
大阪唐木指物を基本として独特の技法を加えた製品は、寄木、象がんを施し、何度も漆を塗って磨きをかけるので落ち着きのある光沢と木肌の美しさが自慢です。

越前指物(えちぜんさしもの)

幕末から明治初期に旦那衆の家に出入りしていた指物師が始めたとされ、木材の特性を生かした組子らんま、建具などをつくり、高い技術水準を誇っています。

武生唐木指物(たけふからきさしもの)

紫檀(したん)、黒檀(こくたん)などの唐木を素材とし、釘やねじを使わない伝統的な技法を用いて飾り棚、茶棚、花台などをつくっています。 

武生桐箪笥・武生唐木工芸・越前指物・武生唐木指物は福井県郷土工芸品の指定を受けています 。福井県郷土工芸品のページへ

福井県郷土工芸品とは、
国指定の伝統的工芸品以外にも福井県の風土と県民の暮らしの中で生まれきた、手作りの優れた工芸品が数多く見られます。これらの中で次に掲げる用件等に該当該当するもので、福井県知事が指定したものをいいます。
1.工芸品であること
2.主として日常生活に使われているものであること。
3.製造工程の主要部分が手工業的であること。
4.一定の期間(10年以上)県内において当該工芸品が製造されていること
5.伝統的な技術または技法に基づき、かつ伝統的に使用されてきた原材料が主たる原材料として用いられ、製造されるものであること。
6.郷土の風土、暮らしを主題とし、郷土の資源を素材とするもので、独自の技術・技法により製造され、特色ある地域づくりに貢献するものであること。

情報発信元

産業環境部 産業政策課

受付時間月曜から金曜の午前8時30分から午後5時15分まで(祝日を除く)