最終更新日 2025年12月23日
食中毒について
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食中毒に注意しましょう!
食中毒予防について
食中毒予防の3原則について
1 清潔(細菌をつけない)
調理の際の手洗いは、食品に細菌を付着させないための第一歩として大切です。
細菌を他の食品に付けないために、まず、肉や魚、野菜は区分して保管しましょう。
さらに、加熱調理した食品や生で食べる食品は、肉、魚、卵等からの細菌汚染を防ぐため調理器具を使い分
けましょう。
2 迅速または冷却(細菌を増やさない)
食品を保存する際は、細菌の育成に適さない温度(冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下)で保存しまし
ょう。
食品を室温で長時間放置しないように心がけましょう。
3 加熱(細菌をやっつける)
一般的に食中毒菌は熱に弱いので、十分な加熱(中心部が75℃で1分以上)をしましょう。
食器やふきんなども殺菌・消毒することで食中毒予防に効果的です。
テイクアウト等を利用する時のポイント
テイクアウト等は店内で食べるときと比べて、調理してから食べるまでの時間が長くなります。
次のポイントに注意しましょう。
1.購入後は長時間持ち歩かない
2.持ち帰ったらすぐに食べる
3.食べる前にはしっかり手洗いをする
食肉による食中毒について
食肉は腸管出血性大腸菌(O157など)やカンピロバクターという食中毒菌で汚染されている可能性があ
り、少量でも食中毒を発症します。
「新鮮だから安全」ではありません。中心部まで十分な加熱を行うことで予防できます。
また、生食用の豚肉、鶏肉、牛レバーは流通していません。
★食肉による食中毒を予防するために
1.肉は生で食べない。
2.肉の中心部を十分に加熱する。(中心部が75℃で1分間以上)
3.肉を調理したまな板や包丁は、その都度十分洗い、消毒する。
4.他の食品が肉に触れないように、調理、保管する。
5.肉を焼くときには、専用のトングや箸を用意して、食べるための箸と区別する。
6.肉を触った後は、丁寧に手を洗い、消毒する。
腸管出血性大腸菌感染症について
腸管出血性大腸菌感染症(O157,O26,O111など)は、ベロ毒素という毒素を出す病原性大腸菌の感染によ
り、水溶性下痢、腹痛、血便、発熱(37度から38度)、嘔吐などの症状を引き起こす、細菌感染症です。
わずかな菌量(数十から約100個)でも発症し、潜伏期間は2から14日(平均3から5日)間と言われていま
す。
また、大腸菌は自然界に広く存在しており、食肉用動物の腸管内のほか、野菜などにも付着している可能性
があるため、野菜も流水で十分に洗うようにしましょう。
県内でも毎年5月から8月までにかけて発生件数が増えています。十分に注意してください。
★予防のために
・調理や食事の前、トイレの後には、必ず手を洗いましょう。
・下痢や嘔吐などの症状がある方は、調理を避けてください。
・生野菜は流水でよく洗い、加熱する食品は十分に加熱しましょう。(中心部が75℃で1分間以上)
・肉を焼く場合は、生肉専用の箸を用いて、箸の使い分けをしましょう。
感染性胃腸炎について(ノロウイルス)
感染拡大を防ぐために十分な手洗い等を行いましょう。
また、発生した時に、処理をする人自身が感染しないように、嘔吐物の適切な処理を行いましょう。
手洗いの方法について
添付ファイル
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