越前府中・前田利家紀行「戦国武将のゆかりの地をたずねて」
千世(寿福院)(ちよ(じゅふくいん))

 前田利家には、正室まつ(芳春院、1547〜1617)のほかに5人の側室がいたことがわかっています。この中のひとり千世(千代保・寿福院、1570〜1631)は、高木村(越前市高木町)の上木新兵衛の娘といわれ、はじめ正室まつの侍女として仕えます。千世は文禄元年(1592)秀吉の朝鮮出兵のおり、肥前国名護屋に出陣した利家の身の回りを世話する女性として従いました。千世はここで利家の4男利常を懐妊し側室となりました。利常は翌年金沢城で生まれ、のちに加賀藩3代藩主となりました。



関連寺院・史跡・その他
大文字屋跡
 大文字屋は利家が府中在城のころ、寿福院(加賀藩3代藩主利常の生母)の妹を娶(めと)り、文室(ふむろ)金山支配の御用を勤めていたなど