越前府中・前田利家紀行「戦国武将のゆかりの地をたずねて」

越前の里万葉館(文字瓦)(もじがわら)
越前市余川町 0778-27-2204 
越前の里「万葉館」に展示
[開]9時〜17時 [休]月曜日、祝日の翌日 [料]入場無料

文字瓦 (c)味真野史跡保存会蔵 越前市指定文化財

※文字瓦は他展覧会への出展などの場合、複製品展示となります。予めご了承ください。

 この文字瓦は、昭和7年(1932)に工場敷地造成のため小丸城の一部を掘削したところ、多数の瓦とともに出土したものです。この瓦の凸面には5月24日に一揆がおこり、利家が千人ばかりの一揆衆を生け捕り、かれらを厳しく弾圧した様子が8行にわたって刻まれています。ここには文献史料で知られていない一揆の存在が記されています。
全長31.1センチ、幅14.2センチ。

此書物、後世二御らん(覧)しられ、
御物かたり(語)可有候、然者五月廿四日
いき(一揆)おこり、其まゝ前田
又左衛門尉(前田利家)殿、いき千人はかり
いけとり(生捕)させられ候也、
御せいはい(成敗)ハ、はつつけ(磔)
かま(釜)ニいられあふられ候哉、
如此候、一ふて(筆)書とゝめ(留)候。
文字瓦拓影

関連人物
前田利家(1538〜1599)

●●●越前の里 味真野苑  
花菖蒲・花ハス園 味真野は万葉集にゆかりの深い場所。奈良時代、聖武天皇に仕える女官狭野茅上娘子(さののちがみのおとめ)と恋に落ちたため、味真野に流された中臣宅守(なかとみのやかもり)。二人は思いを託した歌を贈りあった。万葉集には娘子23首、宅守49首の歌が載っている。
 味真野苑では、代表的な歌15首が歌碑に刻まれている。水芭蕉、牡丹、藤、花菖蒲、萩と四季折々に咲く花とともに、万葉ロマンにひたりたい。
 また、味真野地区は、継体大王の伝承が多く、謡曲「花筐」発祥の地として有名で、継体大王伝説を伝えてきた先人の心を大切にし、永く後世に伝えるため花がたみ像が建立されている。
万葉館 花菖蒲・花ハス園 谷口家・牡丹園
万葉の相聞歌碑 水芭蕉園