越前府中・前田利家紀行「戦国武将のゆかりの地をたずねて」
経王寺(府中御城下絵図)(きょうおんじ)
越前市元町 0778-22-3912
(日蓮宗)


経王寺 本堂 経王寺はもと足羽郡一乗谷に建立され、朝倉氏滅亡後に府中へ移り、慶長元年(1596)日淳によって再建されたといわれています。日淳は記録によれば、高木村(越前市高木町)の上木新兵衛の子で、のちに利家の側室となる寿福院(千世・千代保)の兄といわれる人物です。なお、金沢市小立野にも、寿福院が越前府中の経王寺の弟子養仙院を開山に招いて建立した寿福山経王寺があります。
 また、経王寺に残る正徳元年(1711)の府中絵図は、現存する最古の越前市街図で、縦338センチ、横190センチという大きなものです。図の中央を北陸道が南北に縦断し、その西側には町屋と広大な敷地をも経王寺 山門つ寺院群、東側には領主の館を中心に侍屋敷が集まっており、北陸道を中心に町が発展している様子が描かれ、貴重な資料として越前市指定文化財に指定されています。
    →→経王寺までの地図

関連人物
千世(千代保・寿福院、1570〜1631)


「府中御城下絵図」(部分、(c)経王寺蔵)
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